極楽競馬日誌4月2日、3日(大阪杯)

 今回は「大阪杯/阪神内回りとディープインパクト産駒の怖さ」と「平場と特別で見つけた今後も危ない1番人気」の2本です。

●大阪杯/阪神内回りとディープインパクト産駒の怖さ
 大阪杯は、2強対決と持ち上げられたエピファネイアとジャックドールがともに馬券外に沈み、1着ポタジェ(8番人気)、2着レイパパレ(3番人気)というディープインパクト産駒のワンツー。
 3着にも人気薄のアリーヴォ(父ドゥラメンテ)が入り、配当的には波乱の結果になった。

 純真すぎる人たちからは「もう競馬やめた。考えるだけ無駄!」とか、「2強の敗因がわからない」などという、ガッカリ感ただよう感想も聞こえてきたが、見応えがあり、推理しがいもあった、いいレースだったと思う。

 ジャックドールは前回書いたように、ここまでハイペースで逃げたことが一度もない馬。大阪杯では先手を取るのに少々時間がかかり、そこで脚を使わされた上に、経験のない58秒8のペースの逃げ。
 5着という結果は、G1初出走にしてはよく踏ん張った内容だろう。能力の高さは示した。ひと息入れて、秋の天皇賞をめざして欲しい。

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