すべてのライブを公平に扱う?

#アワデラの軌跡

すべてのライブを公平に扱う?

ライブの告知をするにあたり
店としては、個々のライブで、差をつけられない。
ブッキングしているどのライブも、同じくらいに楽しみにしてるし、出演ミュージシャン間で、扱いに差をつけることも不本意だ。

あるミュージシャンが昔、あるライブハウスにて、なぜ自分のライブは告知されずに、他のライブは告知されるのか、差があるのかと、書いているのをみたこともある。

だから、どの月のどのライブを、とくにリコメンドする、というのは難しいし、抵抗もある。
なので、強弱つけにくい告知、のっぺりした集客広告になりやすい。

よっぽどレアだったり、店が主体で企画するものとかは、その切り口で広告したりすることはある。(嘗ては、ツインピアノとかアワデラセッションみたいな、他店ではやらない企画とか)

一般には、「5月のライブスケジュール」、みたいな全般告知にならざるをえない。

まれに、早めの時期に予約満席になったりするライブがある。
そういう満席ライブは、あえて集客促進する必要は無いけれど、そういう企画ばかりではない。

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逆もあり、
ミュージシャンの月間告知や今週告知の中で、当店でリーダーライブのはずが、言及スルーされていたりする場合もある。
過失ではなく意図的スルーだと思うのは、近い日程で老舗ジャズクラブなどに気合いの入ったリーダーライブを予定したりして、集客をそちらにまとめたいという思惑が見え透いていること。

仕方ないかもしれないが、あからさまにそういう振る舞いをしたミュージシャンは以後、オファーしなくなったこともある。

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でも、もう一歩踏み込んで考えると、
きれいごとじゃなく
ミュージシャン側にも、店にも、そしてお客さんにも、
本当は、優先順位があるのだ
すべてが平等公平ではないのだ。
それをわかった上で、みないふりして、表面上は公平にコミュニケーションを装うのだ。

優先順位が無いはずないんですよ。  

回転寿司で回ってきた寿司を片端から食べていくことは、物理的に無理。

大人なんだから、それはわかろう。
そのうえで、義理と人情の海を泳いで行くのだ。


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