採算ライン?

2024.04.05.
どれくらいで採算分岐するのかとか問われますが、まあ、そんなカンタンな回答はできない。

固定費として、家賃管理費があり、水道光熱費がかかり、上納金のJASRACがあり、賃料更新費やら厨房機器の定期メンテ費用とか、ピアノ調律費用とか、事業ゴミ引き取り費用とか、ダスキンリース費用とか、税理士事務所顧問料とか、店の広告宣伝費とか諸々ですな。
それと毎月のしかかるのが、初期投資の各種資産内装などの償却。

そのうえで、ミュージックチャージ設定とか、ドリンクフード設定とか、ミュージシャンの出演料とか、食材仕入れ費用とか、アルバイト料とか、組み合わせて、創意工夫し試行錯誤しながら、毎月の最適な方程式を解いていくのが大変でもあり楽しくもあり。

そして肝心要のミュージシャンのbookingをどうやっていくのか。
集客できれば何でも良しというものではない。
聴きたい人に出演してほしいが、希望する人が出演してくれるとは限らない。
鉄板でラインナップしたつもりのbookingにお客さんが来ないことだってある。むしろほとんどそのパターン。

そこで、bookingライブだけではなく、リスクヘッジとして会場貸し(パーティや素人の貸切ライブとか)も考えられるしやってる店もありますが、売り上げのためだけに、やりたくもない仕事やら愛想笑いするのもどうかと思うので、提案とか打診とかあっても断ってました。

あとは赤字の時に、どれだけ身銭切れる、余裕があるかというのも最後の砦としては重要。


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