見出し画像

初めての高額機材、一番重視すべきはこれだ!

こんにちは!
作曲家・音楽講師のおおうらまさひろです。

今日はクリエイター活動をされている方へ
最初におたずねします。
 
あなたが
初めて触る機材を購入するときに
一番重視すること はなんですか?
 
✅ 性能
✅ 価格
✅ 使いやすさ
✅ 独自性
✅ デザイン
 
いろいろな答えがあるでしょう。
 
ですが、機材選びで悩んだときに
僕が一番重視するのは間違いなく
“シェア率の高さ”
です!
 
なぜなら、
シェア率が高いということは
周囲で使っている人がいる確率が高いから
です。
 
つまり、
何か分からないことが出てきたとき、
周囲の人に頼ることで
疑問が解決する可能性が高いのです。
 
仮に、周囲に頼れる人がいない場合も
シェア率が高いということは
ネットや市販の教則本などで
解決できる可能性がグっと高くなります。
 
ただでさえ初めての機材、
右も左もわからないのに
専門性が高い機材となると
自分一人で使いこなせるように
なるのはなかなか難しいと思います。
 
あなただって
高額な買い物をするときに
機材を部屋のオブジェにしたくは
ないですよね。
 
 
ちなみに僕の場合は
DAW(音楽制作ソフト)を買うときは
問答無用でCubaseを選びました。
 
選んだ理由は2つあります。
 
まず1つ目は
僕がWindowsのユーザー
だったこと。
 
そして2つ目は
Windowsにおけるシェア率が
当時一番高かったのがCubase
だったことです。
 
 
ちなみに僕がCubaseを買った当時
“猫も杓子もCubase”
という世の中でしたので、
こだわりが強い方の中には
わざと避ける人もいました。
 
僕も音楽家ですので
道具にこだわりたい気持ちは
わからなくはありません。
 
ただ、あえてシェア率の低い
製品を選ぶのはちょっと危険じゃないかな?

 
とも思っています。
 
だいぶ前の話ですが、その後
元々Cubaseのライバル的ポジションであったDAW
「SONAR」の開発終了がアナウンスされました。
 
正直なところ
Cubaseユーザーである僕としては
「いつかそうなるだろうな」
と思っていました。
 
というのも、僕の周囲には昔
「Cubaseとかみんなと同じ道具は使いたくない」
という理由でSONARを選んだ人が
結構いたからです。
 
つまり、
その人達が選んだ動機は
「使っている人が少ないから」

ということになります。
 
しかし、そうなると心配すべきこと
が出てきます。
 
それは、ユーザー数が少ない場合
メーカーが開発を継続するのが困難になる
ということです。
 
僕としては、
どちらの製品が優れている
とかいうのは 今はほとんどない
と考えています。
 
仮にどうしてもその少数派の
機材やソフトでないとできないこと
がある場合は仕方がないと思います。
 
ただ、もし特別そういった理由もなく
土地勘がない機材を買う場合は
シェア率が高い製品を選ぶのが
最初は無難ではないかと思います。
 
 
もしあなたが
機材選びで悩んだときは
まずはシェア率を調べた上で
周囲の人に使っている機材を
訊いてみてはいかがでしょうか。
 
できれば、
使用者が周囲に複数名いる製品を選ぶと、
困った時に相談しやすくなるのでオススメです(^o^)


~ この記事の筆者 ~

おおうらまさひろ
作編曲家・音楽理論講師

2006年より同人サークルQueen of Wandとして作品発表を開始。
一貫したセルフプロデュースに拘り続け、
自費出版ながら累計4万枚のセールスを誇る。

その他コンシューマーゲーム・アニメ劇伴
ボイスドラマなどの作編曲も手掛ける。

著書 「使える!コード理論」(リットーミュージック社)
日本国内および韓国語に翻訳されて好評重販中!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?