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VRChat民は他のバーチャルSNSプラットフォームへ移住するのか

連ツイをアーカイブで残しておきます。だいぶ加筆修正してます(笑)

日本のバーチャルSNSプラットフォーマーは「VRChat民を元々無いことにする」かそれとも「積極的に誘致するか」考えどころかと思われます。新しい市場を育てるには「無いこと」にするのが正しい反面、今はリテラシーも定住するほどの情熱がある人達もみなVRChatにいるので、関係のないところから新しく興味を喚起し育てていくのは大変です。

ユーザー数を考えると当然とはいえ、主流の国産プラットフォームはスマホがベースでVRユーザーは軽視されているので(VR接続への案内が薄く、接続難易度が高いのが特徴)、現時点では「招かざる客」のように感じ、愛着が湧き辛い面があります。
とはいえ、スマホやディスプレイで遊ぶには、ソーシャル性が強まってきている既存の人気MMO(原神やモンハン)や化け物メタバースタイトル(あつ森、フォートナイト 、マイクラ 等)、YoutubeやSHOWROOMといった画面越しにコミュニケーションを楽しむ優れたサービスが乱立し、そちらにユーザーが流れがちです。

じゃあVRChat民を誘致するか、となると、民の大半は、新しいユーザーを誘い迎え入れ育てる分には恐ろしく親切で忍耐強いけれど、他のプラットフォームにはあまり興味がありません。
技術面で興味が出たとき、イベントなど話題が出た時は、流行りのスポットに行くかのようにお出かけ気分で連れ立って遊びに行き、そして帰ってくる。そしてすぐ忘れる。自由と独立性を好むので金銭で動かしにくいものも特徴です。(だから無課金で遊び場を提供できる)

またVRは、Oculus Questユーザーに限っていえば面白い現象があって「Quest全体でひとつのゲーム」とくくっている節があります。パーティ機能でゲームをまたいでボイスチャットができるからです。
Beat Saberで汗を流したあと、Real VR Fishingでまったりチルし、VRChatやRecRoomのイベントへ連れ立って出掛ける。シームレスにグループでゲーム間を移動しています。こちらはWiiに似ていて、年齢も幅広く、ゲーマーでもなければリテラシーも高くないユーザーが多いのも特徴です。

そのような背景を鑑みつつ、日本のバーチャルSNSプラットフォーマーに話を戻すと、以下のようなリリースもあり、

数年後に来るであろうキャズム超え(PS VR 2 あたり?)に向けて地ならし中か、完全にスマホを主流に育てていくのか、今後の動きと成長が大変楽しみで、これからも積極的に楽しんでいきたいと思います。やはり個人的には国産プラットフォーマーに頑張っていただきたいですし、応援もしています。

ところで、仲間内では「VRChat」はGAFAのどこかが買うんじゃないかという話題で盛り上っていて、各自エビデンスをもって、Facebook派、Microsoft派、テンセント派、に分かれていることを残しておきます(笑) その話はまた。

ぴちきょ


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