エリザベス女王杯 過去考察

1週間ぶりです。オウノミチです。


今週は阪神競馬場にてエリザベス女王杯が行われます。

とりあえず、過去の成績をまとめてみましょう。



過去4年の傾向

秋華賞過去4年データ



馬場によってタイムは出たりすることがあるので、当日の他のレースを見て比較してみる。

2021
3歳以上2勝クラス
2200m 2.14.7  2着ダンディズム

2020
3歳以上2勝クラス
2200m 2.13.6
3歳以上1勝クラス
2000m 2.00.7

2019
3歳以上3勝クラス
1800m 1.46.5
3歳以上2勝クラス
1600m 1.35.0

2018
3歳以上3勝クラス
1800m 1.48.0
3歳以上1勝クラス
2000m 2.01.5



このことから
2021年は時計のかかる馬場でハイペースだった。
2020年は馬場が良くてハイペース。
2019年は馬場が良くて超スローペース。
2018年は馬場が良くてスローペース。

こんな感じといえる。

昨年は早い流れに4コーナーからレイパパレがさらに早い流れを作りました。馬場が良くないせいもあり着内に残れませんでした。

2020年は、パンパンの良馬場で、息の入らない展開からの、後ろからの極限の末脚勝負、絶対能力の高いディープ、ノーザン系で決まりました。

2019年はクロコスミアのスロー逃げからの瞬発力レース、で前々内内にいた32.33秒台の脚が使えるノーザン系の馬が上位でした。

2018年は平均ペースからの直線我慢比べレース。これも2019年と同じように、33秒台を使えるリスグラシューが勝ちました。


今年の展開予想

今年はどうだろう。

馬場は良さそうなのだが、週末関西地方は雨らしい。

となると、昨年のような時計のかかる馬場になる可能性が高い。

また、シャムロックは居ないものの、ウインマリリン、ローザノワールとペースを上げる馬もいる。

スプリンターズでは平均ペースの内内、秋華賞は中団から差し差し、菊花賞ではハイペースの先行押し切りのタフレース、天皇賞は大逃げ馬とのスローペース瞬発力勝負となりました。

前回のG1が大逃げからのスローペースとなってしまったことから、今回のエリザベス女王杯は意識的に前を早めに捕まえにいくと思われます。


安田記念であわや3着のローザノワールが逃げることからも、昨年のレイパパレの様にスタニングローズ、レーンのウインマリリンあたりが3コーナーあたりから早めのペースを作りそうです。

となると自然と息の入らないペースとなり、昨年の様に追込決着となると予想します。


過去4年からの推奨データ

単純に過去4年の振り返って考えてみる。

好走馬の前走は府中牝馬S組が目立ちます。
今年も、何頭かいるので押さえておきたいです。

前走前々走とG1以外での大敗組は消しても良さそうです。




血統的に見てみましょう。
血統的には昨年はキズナの1,2着。
人気のディープ産駒は共に着外。
同じディープなのにと思いますが、ここにはマジックがあります。

キズナはディープインパクトでもあり、ファレノプシスの弟です。
ここが重要です。
ファレノプシスはエリザベス女王杯を買ってることから、非常にこのレースに相性がよい。

ディープ系でもキズナは例外とするのが良いでしょう。

また、父ではなく母型にキングマンボ系が入ることで、2200m適正は上がります。
母キングカメハメハは要注意しましょう。

一方、母方にクロフネが入ると、スピードタイプになり、この2200mには相性が悪くなります。





あとは調教の内容と、枠順が決定次第、全頭の判断をしていきたいと思います。



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