JR四国ダイヤ改正

いよいよ今月29日、松山駅は高架化される。
それに伴ってJR四国では、ダイヤ変更が行われる。
ダイヤ変更とはいうが、減便が目立つ。どの鉄道会社にも言えるが、昨年コロナが5類になった。それに伴って鉄道利用者も回復した。旅行で利用したり通勤や通学といった利用客やインバウンドが戻ってきている。
とはいえ通勤利用者はコロナ前に比べて、鉄道会社ごとに異なるが85%ほどしか戻ってきていない。
それはテレワークやオンラインでの会議等といった普及がコロナが明けても進めている企業があるためだ。今後もその利用者は戻ることはないという。
それはJR四国にも当てはまる。
そして9月29日、乗務員不足という事から減便ダイヤ変更が行われることになった。
通勤通学時間帯の本数の見直しといったのが各路線に見られる。
一大プロジェクトの松山駅高架完成に合わせて、本数見直しとはJR四国の経営の厳しさが伺える。
また、JR四国は他のJRと違って、新幹線がない。
構想として、四国新幹線はある。現に四国四知事や経済界は「四国新幹線を整備しよう‼️」と訴えている。
個人的に四国に新幹線は賛成というわけでも反対というわけでもない。
大阪在住の身からすれば、岡山乗り換えが無くなるというのはメリットかもしれない。
が、本当に需要があるのか?というのは思う。これからの動向を見守りたい。
さて、以下に松山駅の旧新の時刻表を貼り付けた。
松山駅が高架化になることで、一番大きく変わるポイントはこれまで何度かこのノートに記したが、もう一度記す。
1つ。これまで地上のホームの時は3番線までしかなかったのが、高架化によって4番線が出来る。つまり2面4線になる。
2つ。宇和島↔️松山を結ぶ特急宇和海と岡山↔️松山.高松↔️松山を結ぶ特急しおかぜ.いしづちの乗り換えがこれまでは縦列停車していたのが対面乗り換えに変更される。
3つ。特急列車の発着ホームが統一される。
これまでしおかぜ.いしづちは1番線から、一部の宇和海は、宇和島寄りの同じホームの1番線から発車していた。が、高架化によって9時7分の宇和海7号以外は2番線から発車する。しおかぜ.いしづちは1番線から発車するのは変わらない。
まさに対面乗り換えに変更。
4つ。自動改札導入。
高架化によって既存の松山駅と違って大きく変わることがよくわかる。
松山駅から特急しおかぜ.いしづちに乗って今治や本州.高松行くのなら1番線へ、宇和海に乗って八幡浜や宇和島行くのなら2番線と統一されるのは利用客にとって分かりやすくなる。
普通列車は主に八幡浜方面が3番線と4番線から発車。伊予北条方面の普通は特急ホームである1番線と2番線から発車が基本。このように普通列車は列車によって発車番線が異なるが、少なくとも地上のホームだった時よりかは分かりやすくなったのではないだろうか?
特急乗り場も同様である。
高架化による自動改札導入と2面4線化、及び特急同士の対面乗り換えは一足早くに高架化した高知駅で導入済み。
来月自分は有給使って高架化された松山駅に行く。
またこのノートにも記すから、楽しみにしておいてほしい。



地上ホームだった松山駅の時刻表
高架化による時刻表。
4番線が新たに出来る。

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