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大阪モノレール延伸

大阪モノレール延伸開業が2029年から2033年に伸びることが発表された。これは新たな終点となる瓜生堂付近の土地の軟弱さ、昨今の物価高による。このモノレール延伸、個人的には一番楽しみにしているだけに開業伸びるのは残念な思いだ。
とはいえ安全に工事してほしいし、物価の高騰は大阪府の責任にはならない。ウクライナ戦争や円安、物価高は大阪府だけで解決出来る問題ではないからだ。
とは言うものの、このモノレール延伸工事はもう少し早くに出来なかったものか?とは痛切に感じる。
都市計画決定等で時間がかかりすぎたが、それまでに瓜生堂付近の土地の問題は解決出来なかったものだろうか?と今更ながら思ってしまう。
これからも安全第一にくれぐれも事故がないように、そして無責任ながらも4年とは言わずとも早期に開業出来ることを願いたい。
さて、大阪モノレール延伸がされることで今まで以上に鉄道ネットワークが強化されることになる。
そもそも大阪モノレールは、大阪空港から門真市迄と支線である彩都線、万博記念公園から彩都西を結ぶ。大阪中心部から放射状に伸びる鉄道と繋げていく役割がある。
今だと蛍池で阪急宝塚線と、千里中央で北大阪急行線(大阪メトロ御堂筋線)と、山田で阪急千里線と、万博記念公園で支線である彩都線と、南茨木で阪急京都線と、大日で大阪メトロ谷町線と、終点門真市で京阪本線といった乗り換えが可能だ。
それが門真市から南、東大阪の瓜生堂まで延伸することで、5駅出来る途中4駅で乗り換え可能。門真南で大阪メトロ長堀鶴見緑地線と、鴻池新田でJR学研都市線と、荒本で近鉄けいはんな線と、瓜生堂で近鉄奈良線と乗り換えが可能になり、よりネットワークが構築され移動が便利になる。
特に門真市から門真南の移動は便利になる。
これまで両駅間はバスか歩き、あるいはタクシーかアウトレット鶴見があった時はこの無料バスに乗るといった手法があった。
ただバスは平日に1本しかなく、しかもららぽーと門真と免許試験場を経由するので時間がかかる。
設定当初から1本しかないのかは定かではないが、運転手不足といったことでいつ廃止されてもおかしくないように思えてならない。
アウトレット鶴見行きについては、残念ながらアウトレット鶴見は閉店した。なのでもう使えない。
となると、タクシーもあるがお金かけない移動と考えると門真市から門真南の移動は歩きになるだろう。
自分は何回か門真市から門真南、逆も然りだが歩いたことがある。
大体30分から40分くらいはかかった記憶がある。
主に中央環状線沿いに歩いていける。いい運動にはなるが、夏が暑い時は地獄である。
門真市から門真南は鉄道だと、京阪門真市から京橋迄出て、メトロ長堀鶴見緑地線に乗り換えが必要だ。
京阪の門真市は、特急はおろか準急や急行すら止まらない。昼間は普通しかない。昼間は本数も昨今のコロナでの利用客減少といったことから少なめである。朝や夕方には区間急行が設定され、門真市に止まるが本数少なめである。よく「京阪門真市に準急或いは急行を止めろ」と言うのが見かける。門真市としても、京阪に要望を出している。個人的にはこの門真市に準急や急行は止める必要はなしと思っている。というのは、準急や急行の所要時間伸びるからというだけではない。京都方面だと萱島で準急に乗り換えが可能だし、急行に乗る場合は香里園で、枚方市で特急に乗り換えが出来る。大阪方面だと守口市で準急或いは急行に接続出来るからだ。
準急と急行は守口市を出ると次は京橋である。
この移動の不便さを大阪モノレール延伸開業によって解消出来るようになる。
せめて門真南迄だけでも暫定開業するだけでも、4年伸ばさなくてもよくなるだろう。
また、この大阪モノレール、料金は高いといった大きな-がある。
恐らく大阪空港から瓜生堂迄だと1000円は超えるだろう。
それに東京モノレールのような快速が出来れば、移動時間も大幅に短縮されるだろうが、そのようなことは出来そうない。
一応大阪空港から瓜生堂は乗り通すと、時間は55分とされている。
一時間近くかかる。
※ちなみに3月に延伸開業した北大阪急行延伸で、箕面萱野から乗り入れ先である御堂筋線の終点なかもずまではおよそ60分、1時間かかる。
ともあれ先程も書いたように、このモノレール延伸においては、安全第一に工事して欲しいのと出来るだけ早期に開業出来たらと願ってやまない。
そして開業したら是が非でも乗ってみたいものだ。



門真市から門真南の距離



門真市から門真南のバスの時刻表
門真南から門真市のバスの時刻表

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