第46回エリザベス女王杯〈ステップレース検証〉

対象レース(レースの振り返り)

ステップレースのレベル

オールカマー≧秋華賞>府中牝馬S、の順

まずはGⅠ秋華賞から
GⅠに相応しいタフなレース
阪神2,000mも、今回の舞台である阪神2,200mの力が必要だった
勝ち馬は間違いなく本命候補!

そしてGⅡオールカマー
こちらもタフなレースでレベルが高かった
タフ度で言えばこちらの方が上なくらい
それ故に、中山2,500mの有馬記念向きかもしれないが…
スピード勝負なら秋華賞組
タフな勝負ならオールカマー組
という感じかな

GⅡ府中牝馬S
前の週に同じ舞台で実施した毎日王冠がレベル高かった事もあるが
ペースの割に先行馬がだらしない結果に終わった
とてもGⅡとは言えないレベル
前の2レースとは比較にならない
ここを惨敗した実力馬の方が怖い存在かも

最後にOPレース、新潟牝馬Sについても触れておく
馬場状態などを考慮しても、小頭数で甘々なレースだった
上記重賞と比較してはいけないよね
新潟牝馬S組は、レベル的に“消し”だね

出走馬の評価

③アカイトリノムスメ
秋華賞の振り返りでも書いたが、
阪神2,200mのシミュレーションはバッチリ
前走より斤量1kg減
好材料が続く
間違いなく、本命候補の1頭

⑨ウインマリリン
こちらもレベルの高い、オールカマーを制した馬
もちろん本命候補の1頭
正直勝ち馬はこの2頭のどちらかだと思う
あとはレースタイム次第
高速レースなら前者、そうでなければ後者、かな

①レイパパレ
この馬にとっては距離が少し長い
誤魔化し効くならとは思うが、
このコース、メンバーなら誤魔化しは効かないだろう
坂上ったところまで、かな

⑮ウインキートス
オールカマー2着のこの馬も有力候補
ただし、ウインマリリンよりもステイヤー色が強い
そこそこの時計で、タフな競馬になったら、の条件付きだが、
2着は十分にある

⑧テルツェット、⑫デゼル、の2頭
上り調子できた春、ヴィクトリアマイルでグランアレグリアの強さを知る
これが精神面でどのくらい影響したかがポイントと見ていた
前者はその後、クイーンSを制した
このレース、レベルも高かった
影響はほぼ無かったと言える
あとは、初の56kg、初の2,200m、課題は多いが、
馬券圏内候補として押さえておきたい
一方後者は、グランショックを引きずっているかな
ここは“消し”とする

⑥ランブリングアレー、は雨が降らないと浮上は難しい
天候、馬場状態で判断
(おそらくパンパンの良馬場見込みなので、消しかな)

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