第39回マイルチャンピオンシップ〈ステップレース検証・調教診断〉

対象レース(レースの振り返り) 

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上記、重賞戦線を振り返り評価する

ステップレースのレベル

毎日王冠>富士S>スプリンターズS>府中牝馬S>スワンS>京成杯AH>関屋記念、の順

毎日王冠
スーパーGⅡに相応しいレース
またGⅠに向けては、1,600m以上のスタミナ、持久力が求められる
この点からも、ステップレースとしては、トップの評価を下す

富士S
ステップレースとして、非常に内容のあるレースだった
ただ有力馬は、仕上げ途上感もあり、
そういう意味でもステップレースらしかった
毎日王冠とほぼ遜色無いレベルと言って良いだろう

スプリンターズS
GⅠとしての評価はしている
しかも、1,200mではなく、1,400mの力が求められたレースでもあった
そういう意味では、マイルGⅠに向けては、より評価されるが、
やはり、距離が伸びるというのは、マイナス
ステップレースとしては3番手の評価

府中牝馬S
GⅠ馬が、GⅠ馬らしいレースをした
それだけで十分、これ以上言うことはない

スワンS
このレースも、GⅡに相応しい内容だった
ただし、1,400m戦としてのね
やはり距離伸びての不安は払拭し切れない
むしろ負け組を、マイル戦に向けてどう評価するかだね

京成杯AH
先行馬有利の馬場で、先行して勝った
正直それだけのレース
GⅠのステップレースとしては、弱過ぎる

関屋記念
インコースが粘れる馬場で、スローペースの展開
もう逃げ馬と2番手の馬以外は、レースに参加出来なかった
レースレベルは低い
GⅠレースとのレベルのギャップで、耳がキーンとなってそう

出走馬の評価

 1位:⑤サリオス
 2位:⑥ソダシ
 3位:⑮ダノンスコーピオン
 4位:⑩セリフォス
 5位:④シュネルマイスター
 6位:⑦ジャスティンカフェ
 7位:⑪ソウルラッシュ
 8位:⑨ピースオブエイト
 9位:⑰ファルコニア
10位:③ダノンザキッド
11位:②ウインカーネリアン
12位:①マテンロウオリオン
13位:⑧ロータスランド
14位:⑬エアロロノア
15位:⑫ホウオウアマゾン
16位:⑭ベステンダンク
17位:⑯ハッピーアワー

今の阪神の馬場を考えると、
1,800m戦での能力値で判断した方が良さそう
その前提でいくと、ステップレースからの勝ち馬候補は、
サリオス、ソダシ、ダノンスコーピオン、が第一候補群
セリフォス、シュネルマイスター、が第二候補群
この5頭を挙げておく

春(安田記念)時点のマイル番付3横綱
シュネルマイスター、ソダシ、(ソングライン)
大関には3歳馬勢
ダノンスコーピオン、セリフォス
一度陥落して再度大関に返り咲き横綱に再挑戦する
サリオス
関脇・小結には、
ソウルラッシュ、ウインカーネリアン
ファルコニア、マテンロウオリオン
マイラーとしての番付序列でいったらこんな感じ

とにかく今の阪神コースは、馬場把握が難しい
1,600m戦での勝負なのか?1,800mの力が求められるのか?
これだけのメンバーが揃っただけに、
雨は降らないで欲しいね

調教診断

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