第38回マイルチャンピオンシップ〈ステップレース検証〉

対象レース(レースの振り返り) 

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ステップレースのレベル

天皇賞・秋>毎日王冠>安田記念>富士S>スワンS>京成杯AH、の順

まずはGⅠ秋の天皇賞から
高いレベルのGⅠ馬3頭による、ハイレベルな戦い
トップ評価としたが、1~3着の3頭の力が抜けている
4着以下は、富士S組と同等の評価かな

続いて、スーパーGⅡ毎日王冠
このレースも、1~2着のレベルが抜けている
3着以下は、スワンS組と同等の評価かな

GⅠ安田記念
このレースはGⅠに相応しいレベル
どの馬も力を出し切った印象
最後は勝負のアヤ、といったところもあったが
着順は、馬のレベルを測る上で、適当な指標と言える

GⅡ富士S
府中マイルでの力勝負となったレース
GⅠ前哨戦のGⅡとして申し分ないレベル
仕上げの差も確かにあるが、ここの着順は素直に受け止めたい

GⅡスワンS
1,400m適性が求められたレース
マイルGⅠには直結しないかな
距離適性で負けた馬の方が、穴馬期待

京成杯AH
馬の力より、騎手の力が勝ったレース
GⅢハンデ戦レベルだが、
長期休養明け、一頓挫あった馬にとっては
ちょうど良いレベルだったかも
ここ惨敗した組、状態確認必要!

出走馬の評価

⑫グランアレグリア
天皇賞・秋参戦の3強の1頭
距離適性の差もあり、3着だったが、力は示せた
確かに少し衰えを感じるところもあるが、
勝ち負けの中心に据えるべき馬

③シュネルマイスター
毎日王冠は56kg背負い、強い競馬
勢いある3歳の中でもトップレベルの力がある
こちらも軸に据えるべき能力ある馬

⑬ダノンザキッド
前走富士S、調教から腰回りの迫力の無さが気になっていた
気持ちの面も、少し切れかかっているしね
調教で迫力が戻っているか確認が必要
戻っていないならば“消し”

⑨グレナディアガーズ
前走は56kg背負って、古馬相手に最低限の結果
とは言え、悲観する程ではない
同世代のシュネルマイスターと比較すると、物足りなさは残るが、
調教で、迫力・威圧感あったら、押さえておきたい

⑦インディチャンプ
グランアレグリアとの勝負づけは済んでいる
昨年もそうだが、GⅠ馬だが、楽な立場
それ故に、自分の競馬に徹することが出来る強みがある
だが衰えてきている点は否めない
馬券に絡めたら御の字かな

④サリオス
精神的なダメージを喰らっている
それが解消していなければ、買えない
ダメージを食らわした張本人、グランアレグリア
彼女と一緒に走るのは嫌なのでは?

⑤サウンドキアラ
前走は1,400m戦、叩き・調整感が強かった
状態を上げてくるだろう、要注意!

サマーマイルチャンピオン⑩ロータスランド
前走は逃げてターゲットになり惨敗
ペースから見ても、もう少し頑張って欲しかった
GⅠ舞台では荷が重い

⑪カテドラル
前走は戸崎が上手く乗った
だが馬も着実に成長している
勝つまでは厳しいが、2着なら可能性ありそう

⑥ケイデンスコール
レベルの高い、安田記念、毎日王冠で見せ場なし
まだレベル差あるかな

②クリノガウディー
スプリント色が濃くなってきている1,400m巧者
マイルはさすがに長い

⑧ダーリントンホール
前走は、久々の競馬、初のマイル戦
その割には悪くない内容
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