第89回日本ダービー〈ステップレース検証〉

対象レース(レースの振り返り) 

↓3歳牡馬路線の振り返りはこちらから↓


上記に、プリンシパルS、を加えたレースを振り返り、評価する

ステップレースのレベル

皐月賞>NHKマイルC>青葉賞>京都新聞杯>毎日杯>プリンシパルS、の順

まずは皐月賞
タフな馬場コンディション
騎手力も求められたが、馬の力がないと上位には来れなかった
上位入線馬は、この世代のトップクラスと見て間違いないだろう

NHKマイルカップ、勝ち馬のレベルの高さは本物
後方から追込、勝ち馬に肉薄した2、3着馬も十分評価出来る
確かにこのメンバーは、2,000mがギリギリとは思うが、
ダービーに参戦する2着馬は、馬券に絡む力、秘めていると思う

青葉賞も、ダービーに期待を持てる勝ち方だった
ただし評価出来るのは、勝ち馬だけ

京都新聞杯、レコード決着ではあったが、
加速度増していく伸び脚ではなく、淡々と走るスピードの持続力勝負
ダービーよりは、菊花賞向きのスピードレースだったかな

毎日杯、こちらも良い勝ち方だったが、相手がね
経験値の積み上げとしては弱いよね

最後にトライアルレース、プリンシパルS
勝ち馬には、賢さ・レースセンス、が感じられた
ただ、強さまでは感じられない
勝ち負けまでは厳しい、ダービーは経験を積む場かな
でも未来を感じる馬、淡い期待は持っておこうかな

出走馬の評価

 1位:⑱イクイノックス
 2位:⑮ジオクリフ
 3位:⑬ドウデュース
 4位:⑫ダノンベルーガ
 5位:⑥プラダリア
 6位:⑩マテンロウオリオン
 7位:⑯キラーアビリティ
 8位:①アスクワイルドモア
 9位:⑤ピースオブエイト
10位:③アスクビクターモア
11位:⑦オニャンコポン
12位:⑨ジャスティンパレス
13位:④マテンロウレオ
14位:⑧ビーアストニッシド
15位:⑰ロードレゼル
16位:⑪ジャスティンロック
17位:②セイウンハーデス
18位:⑭デシエルト

ステップレース検証から勝ち馬候補は、
⑱イクイノックス、⑮ジオクリフ、⑬ドウデュース、⑫ダノンベルーガ、
結局、皐月賞上位4頭かな

中でも最上位評価したのが、⑱イクイノックス
久々で余裕残しの状態でGⅠ2着
ダービーに王手を掛けたと言っても過言ではないだろう

皐月賞馬⑮ジオクリフ
この馬は、タフな粘り強さが求められるレースの方が良いだろうが、
後の重賞馬もいた新馬戦、東京コースで、上がり33.3で快勝
エンジンの反応の良さ、切れ味では、イクイノックスの方が上かもしれないが、
もちろんこの馬もダービーに王手を掛けている1頭である

朝日杯FS馬⑬ドウデュース
皐月賞は勝負レースだったと思うが、最後方から上がり最速で3着
距離は確かに長いと思う
それでもダービーに向けて、という意味では良い内容だった
今回も後ろからになるかな
前も止まらないだろうし、あって2、3着までかなとは思うが、
一世一代の渾身の切れ味を出し切れるのであれば、
夢を感じさせてくれる馬である

⑫ダノンベルーガ
皐月賞は1番枠発走、伸びる外のコースを選んだ馬より、
タフなレースになったのは間違いない
それでも0.3秒差の4着
ポテンシャルの高さは間違いない
ただ出世レースと言われている共同通信杯
正直今年は、ワクワクする程のレベルではなかったと思う
勝つだけの力は十分にあると思うが、
2着筆頭候補というのが率直な感想かな

ちなみに今年の青葉賞は、ダービーに直結しそうなレースだった
⑥プラダリア
さすがに皐月賞上位組を押し退けて勝つまでは難しいだろうが、
馬券に絡む可能性は十分あると思う

穴馬には、⑥プラダリア、⑩マテンロウオリオン、まで
有力馬の力は確か、穴馬件への期待は薄い

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?