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第75回阪神JF〈ステップレース検証・調教診断〉

対象レース(レースの振り返り)

↓2歳牝馬路線の振り返りはこちらから↓

上記、重賞戦線に加え、サフラン賞、もみじS、赤松賞、白菊賞、アスター賞、クローバー賞、オキザリス賞、萩S、10/29新馬戦、も加えて、振り返り評価する

ステップレースのレベル

京王杯2歳S>アルテミスS>ファンタジーS>東スポ杯2歳S>アスター賞>萩S>
新潟2歳S>もみじS>赤松賞>クローバー賞>サフラン賞>オキザリス賞>
白菊賞>10/29新馬、の順

⚫︎京王杯2歳S(GⅡ)東京1,400m
2歳GⅡとして納得出来る内容、トップ評価
ただし評価対象は、3着馬まで

⚫︎ファンタジーS(GⅢ)京都1,400m
レースレベルとしては、GⅢだとは思う
でも見応えのあるレースだった
ただマイルではなく、スプリント路線向けかな

⚫︎アルテミスS(GⅢ)東京1,600m
出世レースらしい内容、勝ち馬は楽しみ
逆に2着以下は、GⅠ戦線という意味では、一歩後退

⚫︎東スポ杯2歳S(GⅡ)東京1,800m
ただレースレベルとしては、GⅢ程度
しかもあんまり良い意味ではなく、2歳重賞レベルのね!

⚫︎アスター賞(1勝馬クラス)中山1,600m
馬場要因もあるが、勝ち馬はOPクラスの力感じる
ただ器用さ欲しい、多頭数、内で閉じ込められたら厳しいかも

⚫︎萩S(L)京都1,800m
勝ち馬、スローで力み感じた、マイルの方が流れには乗れそう
レースレベルも悪くないが、スピード感は中距離向き

⚫︎新潟2歳S(GⅢ)新潟1,600m
メンバー小粒感
せいぜいOPクラスまでの評価

⚫︎もみじS(OP)京都1,400m
重馬場、少頭数でスロー逃げ切りも、スタミナ、キレ評価
馬場次第では、軽視は禁物
OPクラスの評価はしておきたい

⚫︎赤松賞(牝馬1勝馬クラス)東京1,600m
スローで直線だけの競馬、末脚悪くないも、レベルは高くない
勝ち馬、騎手の力あって真っ直ぐ走っていただけ、完成度まだまだ
レースレベルは、1勝馬クラス

⚫︎クローバー賞(OP)札幌1,500m
少頭数でのスタミナ勝負
ホープフルSのステップなら、そこそこ評価したいが…
阪神JFはスピード勝負、軽視してもいいかな

⚫︎サフラン賞(牝馬1勝馬クラス)中山1,600m
荒れた馬場、ピッチ走法でしっかり走っていた
Power/スタミナ悪くないが、時計もう少し出して欲しかった
1勝馬レベル

⚫︎オキザリス賞(1勝馬クラス)東京ダート1,400m
ダート戦とは言え、力負け
芝マイルで走れるとは思えない
ダートの1勝馬レベル

⚫︎白菊賞(牝馬1勝馬クラス)京都1,600m
スローでの逃げ切り、相手が不甲斐ない
時計勝負は厳しい、相当時計掛からないと…
未勝利レベル

⚫︎10/29新潟新馬1,400m
不良馬場で、重馬場適性も勝因の1つ
スタミナ感じる走り評価も、スピード・キレ勝負は?
新馬・未勝利レベル

出走馬の評価

 1位:⑩コラソンビート
 2位:③キャットファイト
 3位:⑬カルチャーデイ
 4位:⑦アスコリピチェーノ
 5位:⑮ナナオ
 6位:⑯ルシフェル
 7位:⑭サフィラ
 8位:⑱ドナベティ
 9位:⑥ステレンボッシュ
10位:⑤スプリングノヴァ
11位:⑫シカゴスティング
12位:①コスモディナー
13位:⑨テリオスルル
14位:⑪スウィープフィート
15位:⑧プシプシーナ
16位:②クイックバイオ
17位:④ニュージェネラル
18位:⑰ミライテーラー

勝ち馬候補は、⑩コラソンビート、③キャットファイト、の2頭!

アルテミスS馬、サウジアラビアRC2着馬が出ていないのであれば、
⑩コラソンビート、頭1つ抜けていると言えるだろう
前走1,400m戦だったが、むしろ1,400mでは忙しい感じがあった
今なら、マイルの方が競馬はしやすいだろうし、
成長し、レースっぷりに完成度の高さが伝わってくる
このメンバー相手なら、快勝して欲しいところである

この馬を破る可能性があるとしたら、
新馬戦でも戦った、③キャットファイト
前走アスター賞では、レースっぷりも良く、
スピード、スタミナのバランスの良さが際立っていた
ただ器用さは少し欠ける
窮屈な競馬を強いられたら惨敗もあり得るが、
外に出しやすい位置で競馬出来るなら、面白い存在

⑬カルチャーデイ、⑱ドナベティ、⑫シカゴスティング
ファンタジーS組の3頭、先行差し切りの⑬カルチャーデイ
ただ最後1Fで少し止まったのが気になる、マイル長いかな

イン突いて2着の⑱ドナベティ、も非常に良い内容だった
ただこの馬も最後勝ち馬と脚が同じになっちゃった
良いレースだったとは思うが、マイル戦に向けては少し不安

3着の⑫シカゴスティング、は2着馬と馬体重は変わらないのに、
馬体がまだまだ完成されていない
それでも狭いところ突いて割って出て来た根性は高評価だが、
1、2着馬と比べても、まだ足りない部分がある

⑦アスコリピチェーノ、新潟2歳Sは根性感じる勝ち方
スピードの持続力も良かった
ただGⅠまでとなると、もう1つPowerUP欲しいかな
2着候補までというところか

⑮ナナオ
京都らしく、3角手前の上り坂でペースが緩み、
下り坂以降はスピードを活かす形
少頭数だったし、だいぶ楽な競馬だったが、
安定感ある走りは、世代上位クラス
少しタフ目な馬場が合いそうだが、注目の1頭

萩S馬、⑯ルシフェル
道中は窮屈そうでマイルの方が合いそうだが、
スピード・キレは中距離の方が合いそう
力はあるが、中途半端な結果にもなりそう
後々、距離適性が掴めず、いろんな距離を試すようになるかもね

アルテミスS2着、⑭サフィラ
勝ち馬とは力の差を感じた
勝ち馬はGⅠ勝ち負けレベルの強さだっただけに、
2着可能性はあるが、3着あれば御の字かな

⑥ステレンボッシュ
赤松賞、タイムも悪くはないが、突き抜けてない
最後も騎手が細々と立て直し真っ直ぐ走っているように見えたが、
まだ安定性に欠け、体が出来上がっていないと感じた
ここも3~5着あれば、というところだろう

この馬をサフラン賞で破った、⑤スプリングノヴァ
走りの安定感で言えば、この馬の方が上
ただもう少し時計欲しかった
時計勝負になったら、ちょっと厳しいかな

サフラン賞3着、⑨テリオスルル
エンジンの掛かりが遅く、トップスピードもまだまだ
1、2着馬とはまだ力の差を感じる
ここでは荷が重いだろう

クローバー賞馬、①コスモディナー
スタミナの高さは評価するが、
さすがにここではスピード・切れ味が足りな過ぎる
最後バテずに伸びるもせいぜい5~8着くらいまでかな

白菊賞は、レースレベルが未勝利戦クラス
⑧プシプシーナ、⑪スウィープフィート、は入着争いまで

②クイックバイオ
ききょうSは最後アップアップ、重賞では力の差を感じた
ここでは厳しい

④ニュージェネラル
不良馬場の中、しっかり走れていたのは評価出来るが、
レースレベルは、新馬・未勝利戦だったかな
さすがにここまでの相手強化では厳しいだろう

⑰ミライテーラー
ダート1勝馬のオキザリス賞で、力負け
芝で一変期待は酷であろう

調教診断

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