第84回桜花賞〈ステップレース検証・調教診断〉

対象レース(レースの振り返り)

↓3歳牝馬路線の振り返りはこちらから↓

上記重賞レースに、アネモスS、エルフィンS、を加え、振り返り、評価する

ステップレースの評価

⚫︎阪神JF
レースレコード決着ではあったが、
レース内容は全体的に幼かった
それでも上位3頭は、間違いなく世代上位クラス
一方6着以下はクラシック戦線、厳しそうだね

⚫︎フィリーズレビュー
時計が速い馬場ではあるが、
1,400mのレースとして十分評価出来る内容
1、2着馬はGⅡレベル

⚫︎クイーンC
能力値が可視化されやすい東京マイル
それだけ1、2着馬の力を感じた内容
ステップレースとして、十分な評価をしたい

⚫︎アルテミスS
レースレコード勝ち、出世レースらしい内容
ただ評価出来るのは勝ち馬くらい
2着以下は、GⅠ戦線という意味では、一歩後退かな

⚫︎チューリップ賞
勝ち馬は良い脚を見せ、十分評価出来るが、
レースレベルとしては、OP特別くらい
ステップレースとしては物足りない

⚫︎サウジアラビアRC
勝ち馬の爆発力が抜けていたが、
ただ先行馬が不甲斐なかった
そういう意味では、物足りないね

⚫︎エルフィンS
48.5-46.6 1.35.1
本番半年前の模試のような
各馬課題を持って臨んだレース
レースレベルは決して高くはない
それでもステップとしては悪くない
成長次第では、面白味あるかな

⚫︎アネモスS
46.5-48.1 1.34.6
マイル重賞で苦戦していた勝ち馬
それでも勝てたのは、相手が重賞レベルになかったから
OPクラス(2勝馬)ではあるが、重賞未満

⚫︎フェアリーS
レースレベルは、未勝利戦以上、1勝馬未満
勝ち馬も課題まだまだ多いと感じた
現状ではクラシックに直結しないかな

出走馬の評価

 1位:⑨アスコリピチェーノ
 2位:⑱チェルヴィニア
 3位:⑫ステレンボッシュ
 4位:②クイーンズウォーク
 5位:⑧コラソンビート
 6位:⑮エトヴプレ
 7位:⑦スウィープフィート
 8位:⑪ライトバック
 9位:⑬テウメッサ
10位:⑤シカゴスティング
11位:⑩セキトバイースト
12位:⑥ハワイアンティアレ
13位:④キャットファイト
14位:③イフェイオン
15位:⑯セシリエプラージュ
16位:⑰マスクオールウィン
17位:⑭ショウナンマヌエラ
18位:①ワイドラトゥール

ステップレースからの勝ち馬候補は5頭
⑨アスコリピチェーノ、⑱チェルヴィニア、⑫ステレンボッシュ、
②クイーンズウォーク、⑧コラソンビート、まで
いまは間隔空けても、いや間隔空けた方が良いくらい
阪神JFの上位2頭は、本命候補と言っていいだろう
⑱チェルヴィニア、はGⅠ出れずに、
経験値詰めなかったのは減点も、地力は十分
クイーンC馬②クイーンズウォーク、も先頭集団にいる
ただ今回は相手レベルが上がる
本番だけど、ここが試金石
⑧コラソンビート、1,400mが適距離の馬
GⅠだけに距離不安は大きなマイナスだが、
前走の学習効果は期待出来る
この馬までは、先頭ゴールの可能性あるね
6~9番手評価の馬は、馬券に絡む可能性は十分ある
⑪ライトバック、⑬テウメッサ、の2頭は前走OP特別
でも相手強化を楽しんじゃいそうな馬
完成はまだ先だと思うが、穴馬としての期待は大きい

⑨アスコリピチェーノ
スタミナ、Power、スピード感
間違いなく世代トップクラス
我の強さも、マイルくらいならプラスになりそう
本命候補の筆頭

⑱チェルヴィニア
エンジン性能は一級品
間隔が空き、レーススタミナと経験値を積めなかったが、
賢さある馬だけに、そこまでの心配は不要
力量だけで言うなら、本命候補の1頭

⑫ステレンボッシュ
乗りやすそうで、賢さ、レースセンス感じた
エンジン性能は、勝ち馬の方が上かもしれないが、
まだまだ伸び代ある、逆転可能性は十分ある

②クイーンズウォーク
落ち着き、賢さある馬
レース内容も十分
地力は間違いなく世代上位
強い相手と戦っていないのが不安材料

⑧コラソンビート
1,400mがベストな馬だが、
相当本番意識した乗り方だった
ステップレースとしては十分
距離延長は不安材料だが、本命候補の1頭

⑮エトヴプレ
前走はGⅡ評価も、あくまで1,400m戦でのもの
マイルでこの強さ出せるかは少し疑問
逃げれるなら楽しみはあるけど…

⑦スウィープフィート
ギアUPした時の伸び脚が、この馬だけ違っていた
ただGⅠでは、33秒台の切れ味が必要
もう一つレベルUP欲しいね

⑪ライトバック
前々走4着も、楽しみを感じた馬
前走、まだ課題はあるものの、
素質の高さ、魅力を再度感じた
馬券に絡むだけの期待はあるかな

⑬テウメッサ
終始落ち着いた走りで、勝ち馬以上に期待出来る
スタミナもありそうだし、
レベル上がった方がレースしやすそう
完成はまだ先と思うが、十分穴馬候補

⑤シカゴスティング
2歳GⅠ戦線で戦ってきた1,400m巧者
それだけに前走の敗戦は、評価を下げざるを得ない
阪神JF見る限り、マイルは長いしね

⑩セキトバイースト
馬場状態も良く、逃げて2着に残っただけ
レベル高い重賞レースではなかった
GⅠはまだ厳しいかな

⑥ハワイアンティアレ
器用さと、レースの巧さは感じる
ただもう少し先の馬
ここでも掲示板載れば御の字

④キャットファイト
前走OP勝ちだが、重賞では壁を感じる
3角過ぎからのギアUP勝負に、
抗えるほどの地力はまだない

③イフェイオン
前走の調教で、併せた馬から避ける素振り
内枠は不安材料でしかない
素質あるが、結果を出すには、条件が必要
そういう意味でも、まだ重賞レベルとは言い難い

⑯セシリエプラージュ
マイルくらいが合いそうな馬
自分の競馬に徹し、きっちり権利を獲った
ただ上位2頭とは、着差以上に力差がある
あくまでトライアルで3着に入った、までの評価

⑰マスクオールウィン
サードギアで長く脚を使えるタイプ
スピード・切れ味求められるコースはマイナス
桜花賞向きではない

⑭ショウナンマヌエラ
スタートセンスある馬だが、前走はのっそり
レースも下手になっていた
スタート決める気持ちの強さがあるのかな?
状態上がっても、一変まではなさそう

①ワイドラトゥール
水気含んでいるが、芝状態は悪くないなか、
あの流れで、あのポジションから抜け出せないのは、
マイルでの地力が足りない証拠

調教診断

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