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ピッコマ1位獲れたので、マンガ脚本やるきっかけをつくってくれた「アル」に改めて感謝したい

毎日、しつこくすみません! デビュー作でそこそこの結果を残せたので、めちゃくちゃ嬉しくてですね。そもそも脚本をやりたいと思うきっかけになった会社「アル」に感謝の気持ちを伝えたいなと思って、このnoteを書いています。

海外でアート活動をしていた時に、けんすうさんが「アル」というマンガサイトを立ち上げたことを知りました。もともとマンガは好きで読んでいたし、海外にいながらバイトできると助かるなと思って、マンガのライターとして参加し始めたのですが、おかげさまで、マンガの情報がやたらと入るようになりました。

その中で、Webtoonっていうのがきてるらしいとか、新しいコンペが始まったとか、マンガ業界のトレンドについても聞くようになったんです。その時は、ほほう、くらいにしか思ってなかったんですが、一時期、アルでYouTubeアニメをつくっていて、そのアニメ脚本を、アルのライターさん内で募集してくれたことがあったんです。テーマは「世界滅亡前日のラブストーリー」。

自分は脚本をやりたい人だったので、このチャンスに沸き立ちました!脚本はやりたいけど、脚本実績もなく、発表した小説もぜんぜんなかったので、通常だと、いきなり脚本の仕事をもらえるってないんですね。

でも、アル社の新しいチャレンジだったこともあってか、アルのライターから脚本やりたい人―と募集を募ってくれた。内部のライターさんになるべくチャンスをっていう意向で、募集をかけてくれたんですね。
脚本やりたかったみじんこも、速攻で応募しました。

このアニメ脚本をやる前は、恋愛モノのシナリオなんて書けないだろうなーって思ってたんです。物語をやるなら、ちょっと不思議なファンタジー世界を舞台にした医療モノをやりたい。複雑怪奇な世界観が好きだぜ、と思ってたんですが、やってみたら、意外と楽しく書けてしまった。

ある時、電車内でひたすらネタ出しをしたんですが、だいたい15分に1案くらい思いつきました。それをシナリオに起こすには2時間くらい。けっこう次々思いついて、思いついていること自体が楽しかったんです。

自分は医療SFジャンルじゃないと書けないぜって思ってたけど、架空の世界を空想すること自体、物語を考えること自体がそもそも好きなんだな、と気づかされました。

このきっかけがなければ、もっと脚本やりたいなって思わなかっただろうし、自分がやれるとも思わなかったかもしれません。YouTubeで4万回再生されたのも嬉しかった。すごい人からしたら大したことない数字かもなんですが、そこそこ再生してもらえたというのが、自分にとって小さな自信になりました。

そんなきっかけと、Webtoonという脚本だけを担当すればいいという新しいエンタメジャンルが生まれた時代の流れ、という波にタイミングよく乗ることができ、Webtoonの企画・脚本担当として、作品をリリースすることができました!

制作費がかかってる分、リリース当日に打ち切り確定することも全然あり。リリース前後は気持ちが落ち着きませんでしたが、ありがたいことに、多くの素晴らしいクリエイターさんたち、そして編集者さんとの出会いに恵まれ、見事、初日ピッコマ総合1位を取ることができました!

美麗な絵に「みじんこ」って書いてある恐縮さすごい。

昔はマンガは原作も脚本も一人でやるものだったし、Webtoonなんていうジャンルもそもそもなかった。生きている間に、いいタイミングで流れがきてくれたおかげで、たまたま波に乗ることができましたが、そもそも自分は「マンガ原作やろう」みたいなことは思いついてませんでした。

意外と恋愛モノも書けるかも?脚本、楽しいかも?と気づかせてくれたのは、アルのYouTubeアニメの脚本経験だったので、改めてここで感謝しておきます!

アルのみなさん、YouTubeアニメ制作の時に、声かけてくれてありがとうございました~!


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