【2つの牌姿でピンと来たらアンコ隣マスター!】#のんオグリのアク取り
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★天鳳 上級卓 ★雀魂 銀の間/金の間
★1人でフリーに行きたい方 向けの麻雀講座
”端的に分かりやすく学ぶ”をテーマに
天鳳二段のオグリさんが特上卓を目指す企画
麻雀牌表記:マンズ→m ピンズ→p ソウズ→s
#のんオグリのアク取り 9回目です
企画の説明はコチラ→第1回
ピンズの形が少し違うだけの
2つの牌姿をご覧下さい
AとBそれぞれ何を捨てますか?
↓
↓
↓
↓
↓
↓
ちなみにオグリさんは・・・
ふむふむ!それでは、正解発表です。
この2つの手牌を見て、即座にピーン!と閃き
正解できた貴方は、アンコ隣マスターです!
では、解説していきます
アンコ隣とは、8999・5666のように
アンコと1個隣の牌がくっついた形を指します
このアンコ隣の価値は
他の部分の形によって、大きく変わります
Aをご覧下さい
これは、それぞれ捨てた時の有効牌の種類と枚数
簡単に言うなら
五を捨てると、5種18枚をツモればテンパイ★という意味です
打8mするとテンパイする牌が少ないようです
つまり
Aはアンコ隣を大事にした方が良い形ですね
では、Bを見てみましょう
Bはピンズがトイツになりました
8mを捨てると、テンパイする牌が多いですね
つまり
Bはアンコ隣を大事にしない方が良い形なんです
・・・・・・???!??!!
それは、"アンコ隣とは別にアタマがあるか”
これが重要なポイントだからです
改めてAとBを比較します
Bは6pがトイツです
つまり9m以外にアタマ候補があるので
58m・5sのくっつきの形になっています
自分で9mを3枚使っているので、8mの価値は低いという訳です
一方Aは、9m以外にアタマ候補がありません
ですからアンコ隣を、アタマとメンツに分けて使えます
なので、8999mの形を大事にすることで
この後、全ての有効牌ツモで良い待ちになります
!まとめ!
オグリさんの実践譜を見ていると
どんな時もアンコ隣を大事にしていました
確かにくっついているように見えますが
使い勝手が悪い時もあるので、アタマに注目です
あえて問題数を多くしました
練習3問→解答→応用1問→解答の順になります
★練習問題
A~Cは、何を捨てますか?
↓
↓
↓
考えられましたか?
↓
↓
↓
では、正解発表!!
Aは、打7pが正解です。
アンコ隣7888p以外に、トイツがありますね
純粋な25m・3p・7pのくっつき形ですので
自分で8pを3枚使ってる分、打7pとなります
B
Bは、打7s(9s)が正解です。
アンコ隣3334m以外に、独立したトイツがありませんね
よって、33m+34mと分けて使えるため
4mを残し、形の悪いソウズを捨てます
すると、どの有効牌をツモっても両面待ちになります
一方、一番受け入れの広い打牌は打4mですが
形の悪いテンパイになる可能性があります
よって流局間近で、テンパイすることが重要な場面なら打4mが良いですね!
C
Cは、打4sが正解です。
アンコ隣4555s以外に、6pがトイツですね
よって、アンコ隣の4sは価値が低くなります
もしここで、2pや3pを捨ててしまうと
テンパイする牌が減ってしまう上に
4sにくっついてもターツオーバーになって
自分の首を絞めることになりますよ!
素直に4s捨てましょうね
★応用問題
南1局 西家 ドラ7s
赤5mをツモりました。何を捨てますか?
↓
↓
↓
答えが閃きましたか?
↓
↓
↓
この講義を聞く前のオグリさんは・・・
打赤5mでした
では、正解発表!!
正解は、打8s(9s)です
本来アンコ隣5666m以外に8pがアンコなので、トイツがあると考えれば、赤5mは不要なはずですよね?
実際受け入れは2枚分、打赤5mが勝っています
比較してみましょう
しかし、この内両面テンパイになるのは
打赤5m→789s 3種10枚
打8s→457m36p9s 6種22枚
形の良いテンパイに限定すると
なんと2倍以上の差があるんです
テンパイする牌の差はたった2枚なのに
良い形のテンパイが2倍以上なら
赤1枚もドラ1枚も同じ価値な訳ですから
ツモるか分からないドラより
使える赤牌を活かして、良い待ちを作りましょう
ちょっと難しかったですね!
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読んで頂き有難うございます。とっても嬉しいです★競技麻雀界で仕事をし続けたいので、拡散やサポート、応援宜しくお願いします!母ちゃんがんばります