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無名である最大の理由。

SNS復帰を宣言した訳だが、この際全ての膿を出し尽くそう。twitterに復帰して早速”お前が無名なのは自分の話ばかりだからだ"という輩のヤジが飛んできたが、うるせー!!と思いつつ私の弱点をよく見つけよる。実は恥ずかしくて”いつも心にユーモアを”という言葉でずっと隠してきた事がある。新しい企画をnoteで始める前に皆に伝えなければならない。何故黄河は無名なのか、その事実とどう向き合い、今後どう改善していくのかココに記す。後輩には是非反面教師としてもらいたい。

打倒ZEROにて私はこう書いた。『”売れない無名麻雀プロ”の定義は、後輩の業界関係者にフォローされずフォローしてもリフォローされない10年超えの中堅を指す、まさに黄河だ。』断っておくが決して悲観的に捉えているわけではない。32歳にして雀力以外に改善できる伸び代があるという事はある意味喜びといって良いだろう。

プロになった20歳の頃、業界関係者との交流がなかった。正確には”麻雀という個人競技で距離感を詰める必要性なんて無い”と、飲み会や勉強会だけでなくゲスト等の仕事さえ敬遠していた。『麻雀を広める活動がしたい』という大義名分でそうしていたのだが、今思えば嫉妬や妬みもあったのだろう。さらに素直に人を褒めたり、褒められて感謝を伝える事も上手くできなかった。だから売れるどころか自分の存在すら認識されていなかった。それが新人王を獲得し徐々に仕事を頂くようになって、反省するきっかけとなった出来事が2つ起きた。マーチャオのお偉いさんと協会の超大型新人との飲み会。3人はほぼ初対面。お酒も多少嗜み食事も進んだ頃、私からしたらほとんど交流のない超大型新人の子が気を遣って「黄河さんに優しくしてもらいました」と褒めてくれた。普通は「ありがとう」と言いつつ新人さんの良い点をお偉いさんにプレゼンする所だろうが、反射的に「私思ってない事も言えちゃうんだよね」とトンデモナイ返しをしてお偉いさんにたしなめられてしまった。ただ感謝を伝えたかっただけなのに。また後輩の結婚式の披露宴に呼ばれた際も、別の知り合いに出欠を確認されて反射的に「後輩全然お世話してないのにね。呼ぶ人居なかったんじゃん?」と返して呆れさせた。本当は呼んでくれてめちゃ嬉しいと素直に言えばいいのに。人づてに伝わってしまったらきっと後輩は悲しむだろう。大変申し訳ないことをしたと今でも反省している。立て続けに起きた出来事によって私は初めて条件反射的に想いと逆の行動をとる事に気付き、これじゃいけないと思った。この頃をジャックナイフといえば聞こえはいいが、要するに黒くこんがらがった吹き出しのような素直さに欠ける付き合いずらい人間だった。

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この条件反射をしてしまう理由をずっと探していたのだが、千原ジュニアさんとカジサックさんの対談動画を見てコレだと思った。時間がある方は是非22:39~見て頂きたい。

私は確信した、『照れ』が原因だったのだ。2つの出来事を経て少しずつ改善する努力をしてきたつもりだったが、この動画によって再確認できた。照れは誰も幸せには出来ない。照れより素直に正直に。

恥ずかしくてバレたくなくてずっと隠してきた何故黄河が後輩にフォローされない無名雀士なのか伝わってしまったと思う・・・しかしこの2つの出来事で危機感を覚え自分なりに軌道修正を試みてきた。以前ブログにも記載したが後輩に何切るを聞かれたら答えより相手の背中を押す事を心がけたし、かぼちゃ倶楽部では褒めて相手を尊重する事を念頭に働いた。さらに褒められて変な返しをせず素直に想いを伝えてきた。コツコツやり続ける中で思ってもないことを反射的に言ってしまう癖や褒める褒められる習慣は少しずつ受け入れるようなった気がする。

ただ今もなお苦手なのが、文章。つまるところSNSだ。文字に起こすと自分ならともかく他人や麻雀について真っ直ぐ語ったり褒めたりする事が出来ない。書きながらどうにも気恥ずかしくなってしまうのだ。打倒ZEROや打倒ゆうせーが最たる例だ。とことん準備し下調べして褒めるより労力がかかったとしてもああいった書き方じゃなければ投稿できない。どうにも照れに耐えられないのだ。『ユーモア』『不器用』と言えば聞こえはいいが、そう言って逃げてきた事は間違いない。

ゆえに打倒ZERO以外に新しい企画を始めようと思う。1年半自分の事に精一杯で誰がLINEやDMくれたとかの履歴を削除してしまったのだが、沢山の方にお世話になったので覚えている範囲で少しずつ紹介していく。最初は素直さに欠けるかもしれないし『ユーモア!』と言ってのけるチャラさだろうが呆れず付き合って頂きたい。これが無名貧乳中堅プロから有名巨乳プロへの第一歩だ。

読んで頂き有難うございます。とっても嬉しいです★競技麻雀界で仕事をし続けたいので、拡散やサポート、応援宜しくお願いします!母ちゃんがんばります