エンスト(エンジンストール)

寿司打をしていたら腹が立ってきたので日記を書くことにした。最近はなぜか教習所に通っていて、しかもマニュアル車の免許を、これまたなぜか取ろうとしている。教習所では怒られることが確定している。教習を受けるには予約を取る必要があるのだが、来週の何時から何時まで車に乗る、というより、来週の何時から何時まで怒られる、ということに、実質、なっている。灰色の日々である。前々回の教習では、同乗した教官が自分と同い年の女性だった。二十二歳で教官、というと、おそらく十二歳ごろにはもう車を運転していたのだろう。でないと、いくら何でも早すぎる。そういうことをまず真っ先に考えたので、ひどく緊張した。が、運転を始めると意外にも雑談が多く、何のバイトをしてるの?と聞かれたりした。ねぎ農家ですと答えたら、へえ〜似合わない!と言われた。否定早くない?と思ったけど、あまりにも自分と違いすぎて面白く、むしろ好感を持った。素直に思ったことを口にしたのだろう。自分でも似合ってないと思いますと言うと、なんか王子様みたいな感じだからさあと言われた。えっ、何?怖い怖い。え〜っ?マジで何?言われたことなさすぎる。王子様?俺のことコントロールしようとしてる?その時は直線を走っていたので良かったが、操作が複雑な場所だったら確実にエンストしていた。ちなみに、エンストというのはエンジンストップではなくエンジンストール(stallは失速とか停止みたいな意味)のことらしい。よく考えてみると、自分のような物静かで意見のなさそうな人間を最大限前向きに表現するなら、確かに「王子様」になるかもなと思う。だとすれば、王子様の要素の取り方が深いなと思った。ネット大喜利をしてみませんか?少し話は変わるが、そういえば以前その先生の学科授業を受けたことがあった。生徒をどんどん指していくスタイルの授業で、自分も一度指名された。たしか質問は「(狭い道では)車は歩行者からどれくらい離れた位置を通行すればいいと思いますか?」みたいな内容だったと思う。最初は何となく一メートルくらい?と思い、そう答えようと思ったのだが、一メートルというのは回答としてあまりにもつまらなすぎると思って二メートルくらい?と言ったところ、はい、その通りと言われた。教習が終わると教習手帳に印を押してもらえるのだが、教官の名前と日付が記されているだけで面白くない。トトロとか、妖怪ウォッチのゴム印を押して欲しい。ジバニャンが英語でEXCELLENTとか言っててくれよ。自分で買おうかな。もう全然話変わるけど、水族館のクッキー食べたいんだよね。水族館のクッキーって要するに、よくある感じのバタークッキーに亀、イルカみたいな海の生物がプリントされてるだけなんだけど、やけに美味しく感じる。パッケージもかわいくて好き。安くて量も多い(気がする)。あと、自分で作ったサンドイッチを持って広い公園に行きたい。具はシンプルにする。きゅうりとハム。あと黄色いチーズね。ベンチで食べる。最近はちょっとだけ自分のこと好きになれてる気がする。友達から貰ったイヤリング着けてるからかな。TWICEの「Talk that Talk」がもうめっちゃ良い。以上


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?