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”釘宮病”に感染したときの話 ~ツンデレ好きの歴史はここから始まった~

<釘宮病>とは

釘宮病の元凶は、声優の釘宮理恵(くぎゅ)である。釘宮理恵本人からウイルスが感染することもあるが、釘宮理恵が演じるキャラクターを媒介として感染するものがほとんどである。飛沫感染や接触感染、空気感染は今のところ報告されていない。感染していなくとも、感染源がロリキャラ化することで抵抗力が著しく低下し、感染するケースもある。シャナたんやナギ(幼女時代)などが相当する。

感染力は確かに強いが、空気感染などをしないことからウイルスの強度そのものは弱いと思われる。しかし感染源の視聴によって感染する視聴感染はそれを補って余りある感染力を有している。更にこの視聴感染の原理がよくわかっていないのが更なる脅威となっている。

不治の病とされており、患者数は日本国内だけでも100万人いると言われ、加速度的に増加している。患者の年齢層も幅広く、下は幼児から上は80代まで。当初は男性のみが罹患すると思われていたが、2003年10月以降は女性患者への感染も急激に増えている。N型ウイルスが出現した2007年以降は、幼児や小学生への感染も多数確認されている。

出典:アンサイクロペディア

https://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E9%87%98%E5%AE%AE%E7%97%85

参考:ニコニコ大百科


この病には、三大感染源と呼ばれるS型(シャナ)・L型(ルイズ)・N型(ナギ)と呼ばれる感染ルートがあります。


私はこの内のN型から感染しました。


キッカケは、”おうじ”というあだ名をつけてくれた友人T君です。


ガンダムからアニメにハマり始めていたころ、友人たちの間で【ハヤテのごとく】が流行っていました。

確かアニメの1期が放送されていた時期だったと思います。

そこで友人T君から、漫画のハヤテを読んでみ?と勧められました。

当時の私は、なんか絵が好きじゃないとか言って、最初は断って読もうとしていなかったんですね。

ただ、ある時学校に彼が漫画を持ってきたんだかなんかで、ちょっと読んでみるかと手に取りました。

そしたらまぁ、見事にページをめくる手が止まりません。

読んでる内に一番最初に、好きになったキャラが”三千院ナギ”という一応メインヒロインの女の子でした。

金髪ツインテ貧乳低身長という、典型的なツンデレキャラですね。


漫画で作品にハマり、アニメもやっていたのでアニメの方も同時に見始めました。

ここで、ナギの声優を務めていたのが、皆さんご存じ【釘宮理恵】さんです。


釘宮さんの声で命を吹き込まれたナギに、私の心はすべて持っていかれました。

ゼロ魔やシャナやとらドラなどなど、作品の内容なんて二の次で、とにかく釘宮さんの出演している作品であればどんなものであろうと、片っ端から見続ける生活になっていきました。


そんな中、この病気をさらに深刻化する番組と出会いました。

『ゼロの使い魔 on the radio~トリステイン魔法学院へようこそ~』

というネットラジオです。


ゼロ魔の主人公役を演じる”日野聡”さんと、ヒロインのルイズ役を演じる我らが”釘宮理恵”さんのラジオです。


もうね、このラジオを聴いている間、ずーっと顔がニヤニヤしちゃうんですよ。

ラジオなのにですよ?本番中なのにですよ?

毎週毎週、延々とイチャイチャしてんですよ

いや、ホントに。

「お前らもうはよ結婚せぇや!」と心の中で何度思ったことか。

#これはあくまで我々日野理恵ファンの妄想です


ラジオを毎週聞きつつ、暇があればニコニコ動画で日野理恵のまとめ動画なんかを見てニヤニヤし、釘宮さんのアニメを見る・・・

こんな生活がしばらく続きました。


最近釘宮さんファンになった方で、もしこのラジオをご存じでない方がいらっしゃれば是非一度聞いてください。

どこかのショップを探せば中古でも売っているんじゃないかと思います。

#中毒症状が起きても責任は負いかねます


私にとって【ハヤテのごとく】はあくまで釘宮病発症の前兆に過ぎず、【ゼロらじ】を聴き始めたことで重症化しました。

もうすでに、”ナギ”というキャラクターではなく”釘宮理恵”自身のファンに気づいたらなっていました。


釘宮病は現実世界にも影響を与えます。

友人たちとアニメの話になると、「くぎゅがさぁ~」「日野ちゃまとさぁ~」「ラジオでさぁ~」などと口を開けば釘宮釘宮釘宮・・・

授業を受けている間も、釘宮さんに罵倒されつつたまにデレたりしてくれる妄想を繰り広げ、何も頭に入ってきません。

釘宮さんの素敵ボイスで脳内がお花畑になっています。

これがこの病気の怖いところです。

こんな人間が日本中至る所にいたと思うとその感染力の強さが分かるかと思います。


10年経った今でも、釘宮さんは好きな声優さんの一人であることに変わりはないのですが、症状は落ち着いています。

症状を緩和する一番の方法は、距離を置くことでした。

大学を卒業し、社会人になるとなかなかアニメやラジオを聞く時間を作ることが難しくなったため結果的に釘宮さんボイスと接する機会も減っていきました。


もしかしたら、この記事を読んでいる方で”釘宮病”及びその派生の”日野理恵病”を患った方もいらっしゃるかもしれません。

もしかしたら、この記事を読んで釘宮さんの出演されている作品や【ゼロらじ】にご興味を抱かれた方もいらっしゃるかもしれません。


そんなときは、遠慮せず、怖がらず一度彼女の世界に触れてみてください。

彼女の蕩けるような甘い声に耳を預けてみてください。

きっとあなたを、まだ見ぬ新しい世界へと導いでくれるでしょう。



さぁ、共に釘宮病患者の一員となりましょう。



それでは、今回の内容は以上となります。

最期まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

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