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40年前にあった可愛いお気に入りの生地への思い〜ウサギの場合〜

上の写真は40年前に実母が作った座布団がわりに使った防災頭巾のカバーの一部である。

上のメスのウサギ親子の他にネズミと犬、猫もある。

4種類の中でいちばんのお気に入りであり、親ウサギの前向きで元気な明るいイメージが家族以外の第三者から見た私のイメージに近いと言っており、

布地にある8匹の動物たちの中ではリーダーシップがあり、対照的な隣の子ウサギが追従するかのような眼差しで信頼しているというサインをしている様子だった。

ちなみにその子ウサギは私の性格に近く、

グループ行動する時は寂しさから常にリーダー格の人に従うことが多く、最悪の場合は「金魚のフン」呼ばわりされてしまい、誰にも依存せずに自分の意思で行動しろと言わんばかりだった。

この写真はお互いに見つめあっていることから人間関係が上手くいっているというサインであると解釈しているものの、

過去に男女二人で酒を交わした時に相手が私の顔を見ずに会話をされたことがあったことに対して問い詰めたことを思い出し、一度会えば十分であるということに反し、子ウサギのようなことをする私の気持ちが重いと言って逃げられた悲しい思い出があったぐらいだ。

弱い女性や下の兄弟の立場等にいる女性であるものであれば、

「黙って追従すべき」という暗黙のルールを忠実に守り続けた挙句、家を出てから必ずといっていい程「誰にも頼らずに自分の意思で行動して欲しい」と忠告され、彼らに認められたく、その通りに行動した時期があった。

その言葉を頂戴した人にとっては

それが常識であり、それでこそ「一人前の人間である」ということを厳しくいってくれたのだということを認識して、家族とは別の人間であるということを証明させたく、本心を出すように努めた。

悪くいえば、

受け身型であって、人間関係で評価されないのは当然であったものの、言いたいことが言えない家族や仕事関係者から離れた時や酒を呑むと一転して親ウサギのような主導権がある自立した明るい女性に変貌し、周囲を困らせたこともあった程だ。

閉塞感がある場所から解放されると、

本性が出てしまうのが常であるが、家の外に出るとそういった弾みで行動をして家族といった身近な人達に伝わるのを恐れて控えめにしているものの、親ウサギのような本性は今でいう「自立した一人前の考えを持つ女性」と見做されやすく、近年の私の言動等が評価してくれた方に感謝している次第である。

上のイラストを拡散してください(当分の間貼り付けます)

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只今失業中で高齢家族に合わせた生活を強いられており、取材する時間と費用がない状態で2時間という短時間で執筆しなければならない厳しい状況です。 主たるジャンルはいじめ、ハラスメント等の労働・社会問題を過去の回想を基にして執筆しております。