香りという名の記憶と感情

誰かへ


春が3歩近づいては2歩下がる、
そんな日々が続いています。
すでに花粉症の症状に悩ませれている人もいるみたいですが、
あなたはいかがお過ごしでしょうか。

私はいつも夜に仕事をする時は、
美しい言葉を紡げるように、
美しい思考ができるように、
真っ白な心で向き合えるように、
そんな意味で、キャンドルを灯しています。

今月に入って、
そこに香りも加える日が増えました。
アロマストーンにお気に入りの香りを数滴。

それだけで、さらに心がスッと落ち着きます。

ただ好きな香りという理由でお迎えしたアロマオイルであれば
上手く仕事に向き合う姿勢にしてくれるのですが、
記憶が込められてしまっている香りは
少し複雑な気持ちになってしまいます。

それでも、好きな香りだから使ってしまうのですが…

幸せな記憶が込められている香りのストーンを
気がつけば食べそうな勢いで嗅いでいた今日の私。
10分間ほどの記憶がありません。
それくらい、鮮明に記憶と感情を呼び起こしてくれる「香り」。

そんな香りが形として手元にたくさん増えてくれたら、
きっと過ぎてしまった幸せなあの時間を
いつでも呼ぶことができるのでしょうね。

嫌な記憶に書き換わってしまうようなことがあれば、
手元から無くしてしまえばいいだけですから。笑

あなたは、どれくらいたくさんの思い出の香りがありますか。


どうか明日も
あなたと私が笑って過ごせますように。


2024.03.07 Oui


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