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国士舘大学ドイツ遠征3-山田監督と、ショー・スタッフの超人ぶりについて

山田監督の超人ぶりについては、それなりに理解しているつもりでいた。名門・国士舘大学男子新体操部の監督であるばかりではなく、日本体操協会の男子新体操委員会の委員長でもあり、スカイAの解説もこなし(あれらの解説を台本ナシでその場でスラスラ喋っておられるらしい)、家庭では二人の愛らしい女の子達のパパでもある。これだけでも尋常でないと思うけれども、今回のドイツ遠征では、そのスーパーマンぶりに驚かされっぱなしである。

山田監督は、若い頃に海外に1年ほど滞在していた経験を持ち、英語が話せる。「英語が話せる」ということは、日本から一歩出れば今や当たり前のスキルとも言える。実際、今回のツアーに参加している人々はみな問題なく英語でコミュニケーションしていた(我らが山田監督も例外ではない)。しかしこの国際化時代に当たり前のスキルが、我々日本人にとっては全く当たり前ではない。それは、一人一人の能力とか努力の問題では全くなく、日本の英語教育に問題があるからだが、それは今回の本題ではないのでおいておくとして… ^^;

男子新体操界に、英語が話せる山田監督という人がいることの幸運は大きいと思う。願わくば、これからどんどん第二・第三の山田小太郎が出てきてほしいと願う。

それでは、山田監督のスーパーマンぶりの一部を皆様にも見ていただきたい。

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↑団体演技の分習中に、観客席から選手の動きをチェックする監督。試合と違い、フロアレベルの審判ではなく、上から見るお客さんの目を意識する。

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↑もちろん、フロアレベルからのチェックも怠らない。

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↑選手とのミーティング。短い時間で要点を的確に伝える。

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↑食事の様子まで克明に記録!(次の遠征時に何が参考になるかわからない。情報の蓄積は大事)

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↑川東選手のポジションに入って団体もこなす監督…ではなく、時にはこうして選手を笑わせもする。

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