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"人望のある人物"を目指して生きる

先週11月8日(水)、無事[重陽の会]を終えた。
これからの年末年始、私が主催する[イベント]は、12月の[七朋会(2日(土))と、1月の[OUEN Japan 信念会(18日(木))の2つだ。

昨日、[七朋会]の会場である東大駒場生協食堂の責任者を訪ねて打ち合わせをした。
総勢100名を見込んでいたが、今のところは87名だ。もう少し増やして100名の大台に乗せたいと思う。

会場は、東大駒場(最寄駅は井の頭線・駒場東大前駅)の生協食堂の2階だ。その日は私たちだけなので、誰憚ることなく、校歌・学生歌・応援歌・旧制寮歌を高歌放吟することができる。

テーブルは、
①東大グループ(東京六大学応援団の仲間たちと、OUEN Japanの応援をこよなく愛する仲間たちを含む)
②北大・東北大・九大グループ
③名大・京大・阪大グループ
の3グループが、それぞれ約30名ずつ、別れて座る。
フロントは、演舞をするステージになるため、少し広く取ることにした。
飲食は、後方に並べておくのでセルフサービスだ。

受付けは14時半〜、開会は15時、閉会は17時半の2時間半に亙るパーティだ。
司会は、西櫻亭の女将(日欧フーズ副社長)の安藤裕美さんにお願いした。

この会は、私の同期である昭和50年卒団(部)の旧制七帝大応援団の同期の会からスタートした。
そして、少しずつ各代に拡がってきたが、今のところ私たち同期と応援活動を共にした仲間たちが中心であり、年代的には60代のOBたちが多い。
何とか、もっと若いOB・OGたちにも拡がってほしいと思う。現役にも[七朋会]があることをもっと知ってほしい(今回は東大応援部から7名の現役が参加する)。
[七朋会]を、私たち同期のパフォーマンスで終わらせたくはないのだ。今、幹部たちで、そのための仕掛けをいろいろ考えているところだ。

また、[OUEN Japan 信念会]はまだ2ヶ月以上先だが、早々と皆さんにメールを出して、参加を呼びかけた。おかげさまで、少しずつご参加いただけるお返事をいただいている。

会場の日本青年館(明治神宮球場の向かい、最寄駅は銀座線・外苑前駅)は、一番広い宴会場が着席形式で200名がアッパーだということで、200名を目処にお声掛けをしている。

イベントの第1部は、Flora(株)CEOのアンナの講演、第2部は名刺交換・交流会と東大応援部の応援パフォーマンスの3時間を予定している。

年末年始は何かとイベントが多く、皆さん、ご予定があるなかで、[OUEN Japan 信念会]にご参加いただけることは、とてもありがたいことだ。感謝している。

漸くコロナが落ち着き、OUEN Japanの活動を新しいスタイルでリスタートしようと思う。
それは、大学生・留学生のため、企業の皆さんのため。
特に女性活躍を意識した応援活動により、地域創生をサポートする活動を展開していきたい。

兎に角、私は私自身の能力の限界を知れば知るほど、人さまのお力をお借りしなければ何もできないことを年を重ねるごとに痛感している。
だから、皆さんに集まってもらうことが、そのステージづくりだと思っている。

ずっと前のことだ。歳の離れた妹のようなメンターから、「小林さんは、男の中の男の応援団長で生きているが、根っこはとても女性っぽいところがありますね。私とは逆のように思います」と言われたことがある。
私は、彼女の意見に全く違和感は持たなかった。
私は男の中の男を志向しているが、そして応援を極めようと思っているのだが、それはほんとうのところ、私の内面にとても女性っぽい一面があるせいなのではないかと、自分自身もそんなことを考えていたからだ。

稲盛和夫さんが、「両極端を併せ持つ」ことの大切さを説かれている。

人間として、その矛盾を矛盾と思わず、自分のなかに併せ持つことで、その矛盾を矛盾であるがゆえに、一層の高みにアウフヘーベンしていくことができるのだ。
私もそんな、世のため、人のために尽くす"人物"を目指したいと思っている。
そして、凡人である私にも、男性と女性の両面を併せ持った"人物"になる要素の一欠片はあるのではないだろうかと、勝手ながらそう思っている。

この前、日本橋丸善に立ち寄った時、どんな本を買おうかと店内をブラブラしていて、ふと目に留まった『小説 人望とは何か?』(眞邊明人著、PHP新書)を買い求めた。

"人望のある人物"とは、論語が言うところの、相手を思い遣ることができる、『恕の心=思い遣りの心』を持った人物のことなのだろう。それと、ブレない『価値観』、『人生哲学』を持つことだ。

私もこれからの第二生において、そんな"人望のある人物"になることができるように努力精進していきたいと思う。

不動院重陽博愛居士
(俗名  小林 博重)

[小説 人望とは何か?]

「まえがき」より

今の時代に、なぜ人望が必要なのか?

〜人事部長・西郷武彦の人と組織を動かす物語〜

西郷武彦のモデルは、幕末最大の英雄、西郷隆盛です。
西郷は、幕末の混乱の中、さまざまな価値観や対立を、その恐るべき「人望力」でまとめあげた人物です。
開国、尊王攘夷、討幕、維新、廃藩置県、廃刀令・・・・・、彼の人生は常に矛盾と対立に満ちていました。

論理では到底解決できなかったことばかりです。その西郷を現代に蘇らせ、われわれの日常と同じ目線で「人望」というものを表現しました。

なお、本書で西郷にふりかかるさまざまな難題は、実話に基づくものです。私が実際に耳にした出来事を取り上げました。


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