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久しぶりの福岡出張

7月13日(土)、羽田13:45発のスカイマークで福岡に出張した。福岡15:40着の予定だったが、15分前に到着した。1泊2日の福岡出張だ。
この旅行の目的は博多祇園山笠(7.1〜7.15)見物が目当てではない。「博多井上組 第13回 熟成日本酒を楽しむ会」に出席するためだ。

宴会は、7.13(土)18時〜20時過ぎまで、博多祇園の博多魚宴で行われた。主催は、「台湾問題を深く知ろう 日本酒の会 博多井上組」だ。

何と言うことはない。この会の会長は、石原進さん(JR九州特別顧問、元社長、会長、相談役)であり、事務局長(?、実質主催者)は井上政典さん(九州・歴史・観光戦略研究所代表)である。
石原さんは東大の私の大先輩であり、井上さんは元明治生命に勤務されていて永田さん(MYパートナーズ顧問)とは昵懇の仲。
そして、石原さんと井上さんも昵懇の仲。というわけで、今回の宴会出席になった次第。そこには、人と人の温かいつながりがある。

何でわざわざ東京から福岡へ。結婚式や葬式ならいざ知らず、2時間の宴会(飲み会)だけのために行くのか。それも博多祇園山笠開催のど真ん中の日に。高い宿泊費(ホテルは祇園のアパホテル博多祇園駅前に宿泊した。通常のアパホテルの一泊料金の2倍以上だろう。3倍近くか。これはアパホテルに限らず、どこのホテルでもこの時期はそんなものだ)を払ってまで。

その理由は、高倉健の唐獅子牡丹の歌詞にもあるではないか。
🎵義理と人情を秤にかけりゃ、義理が重たい男の世界🎵
と言うことだ。いや、そんなことを言ったらセクハラとお叱りを受ける。この義理・人情の世界は、今はジェンダー平等で、男だけの特権ではない。女前の女性は男前の男性以上に義理がたい。人情に厚い。

今日、永田さんは14日の7時台のANAで東京に帰り、私は10時台のスカイマークで帰る。

770余年の伝統を誇る「博多祇園山笠」は、福岡市博多区のおもに博多部(那珂川と御笠川間の区域)で7月に行われる祭で、博多の総鎮守・櫛田神社にまつられる素戔嗚尊(祗園宮)に対して奉納される神事であり、国の重要無形民俗文化財でもあります。

「熟成日本酒を楽しむ会」とは名ばかり。ビールや日本酒、サワー、何でもござれ。兎に角、飲み物や食べ物は何でもいい。
ただ、ワイガヤで楽しくお酒を飲んで、酒の肴に舌鼓を打つ。そんな交流会だ。

参加者は56人。老若男女入り乱れてワイガヤだ。職業は何でもあり。経営者やサラリーマン。議員さん、大学教授。変わったところでは、マジシャンやプロレスラーもいる。福岡県内のみならず、熊本県からも、私たちのような東京からの飛び入りの参加者もいる。常連であったり、飛び入りであったり、何でもあり。

会の雰囲気は、私が主催する会とちょっと違う。これが石原さんや井上さんのパーソナリティーのなせるわざか。
特にテーマがあるわけではない。兎に角、気心の合う仲間たちでワイガヤする。一つだけでも共通するところがあれば、それでいい。それで和気藹々、ワイガヤ。これが福岡なのか。

次回は8月下旬だと。年に数回開催しているとか。

私は[OUEN塾]を、最初は福岡県で、それから私のふるさとである石川県で開催していたが、私は福岡と石川をつないで地方創生をしたいと思っていたことがある。
この両県はいずれも日本海に面しており、江戸時代の北前船の立ち寄った港があった県だ。

福岡市は160万人の大都会であり、九州の中心地。地方の中では格別燦然と輝いている大都市。また、金沢市と言えば、人口は45万人と少ないが、加賀百万石のピカピカの日本一の城下町。北陸三県の中心都市。雅な街。メジャーな点では福岡に引けを取らない。
いずれも学生が多い(人口で、学生の比率が1番高い自治体は京都府、2番目が東京都、3番目が大阪府。4番は福岡県、わずかの差で5番は石川県)。

平安時代の日本と中国との交流は、唐⇄福岡、渤海⇄能登。そんなことで、日本の窓口は福岡と能登。
これからは、昔に立ち返って"日本海の時代"だと思って、福岡と石川(金沢と能登)のタッグを組むことを考えていた。

そうだ、私が取り掛かろうとしている"能登の創再生の応援"に福岡にも関わってもらえないだろうか。
[OUEN塾]開催にはそんな伏線があったのではないだろうか。私は分かっていなかっただけで、天は、神仏は、そのことをよく分かっていて、私に福岡と石川に[OUEN塾]を開催させたのではないかと思う。
何でもいい。福岡⇄石川のつなぎを太くしてみたい。

大才は、袖振り合う縁をも生かす

福岡と小松にはプロペラ機だが1日4便が飛んでいる。もっと福岡⇄小松便を活性化させよう。

いくら何でも博多祇園山笠のお祭りのど真ん中に福岡に来て、宴会だけではバチが当たると言うことで、宴会が終わってから、祇園の櫛田神社をお参りしてホテルに帰った。

実に有意義な1泊2日の福岡出張になった。

不動院重陽博愛居士
(俗名  小林 博重)







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