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授業5日目:おうちにいても、外に出られるんだ。じゃあオフラインの意味ってなんだろう。

(この記事は3月6日、Facebookに共同代表の嶋本が更新した文面を再掲しています。)

今日で1週間の授業が終わりました。
ここ1週間で、本当にいろいろな教育がオンライン化しましたね~。様々なプレスリリースを拝見しました。
驚いたものをいくつか紹介します。

・カタリバさんが進めているマイプロの全国大会のオンライン化
https://www.katariba.or.jp/news/2020/03/06/21073/?utm_source=facebook&utm_medium=social&utm_content=katariba_200306&utm_campaign=others&fbclid=IwAR2zXxEF0Wdiu6xUaQa9jwUB-MjndB5V7OafbwB6Kp2kSG1s5Y8WPzakrvk
・奥尻高校でのオンライン卒業式
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200304-00010002-finders-bus_all&fbclid=IwAR1R-qPh7MwOhHzF03RfIuZcbLAIVFEBIYlcLXcV0GJAOON0yZbiaLubUZc
・(これはずーっとやっているモノですが)N高校のオンライン遠足
https://nnn.ed.jp/blog/archives/9670.html?fbclid=IwAR0YHNyzJCkAgQM4vVdhE79Vr2KtbaUpmOfbEJg0OFf5-wG_4Ny1LmB2vAA

このほかにもたくさんあります。
卒業式、遠足、ありとあらゆるものがオンライン化できることが証明されつつあります。

実際に、オンライン教育を受けている子供たちが2億3000万人もいて、はるかに教育のオンライン化が進んでいる中国では、お絵描き、ピアノ教室、ありとあらゆるものがオンライン化されています。中国の地方部の学校なんて、こんな感じの学び方です。
https://v.qq.com/x/page/b0656ski2ze.html

そんなことを思っていた中、今日の授業で驚いたのはコチラ。

農業を営んでいる先生が、ご自分の畑から草木や虫に関する授業をしてくれました。
子どもたちは、おうちにいながら「あ、てんとう虫だ~!」とか「この草知ってる!」とか楽しそうに、驚いていました。

「あ、こんなこともできるのか。」

図鑑に見ていたものが、いま目の前の先生の手の上にあることが、こんなにも子どもたちをワクワクさせるのですね。
おうちにいても、外に出られるんだ。そんな感覚になりました。

でも、その時思いました。

「じゃあ、オフラインの意味ってなんだろう?」

オンラインでの感動もモチロンあります。
だけど、オフラインの"手触り感"や"生々しさ"も改めて大事だなぁと思いました。他に、オフラインの意味は?

オンライン化で子どもたちの世界は圧倒的に広がります。それは今回証明できるはずです。
しかし、それだけではダメなはず。「知っている、見たことある」から「自分事」にしていくにはやはりオフラインの場が必要なはずです。

休校期間が終わった後、
「どうやって、子どもたちを今までの学びの環境に戻してあげるか?」
「その時の、オフラインの学びの場にできることは何か?」
このあたりをじっくり考えたいなぁ、と思った1週間の最終日でした。

来週の授業の予約、続々頂いております。
https://www.ouchidemanabiya.com/

引き続き来週もよろしくお願いいたします!

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