【不妊治療】第1子を授かるまでの約5年間をまとめてみた①

以前、自己紹介で不妊治療の末第1子を授かったと書きましたが
せっかく(?)ですのでその経緯をまとめてみたいと思います。
長くなる予感バリバリなので、記事分けます。お時間のある人はどうぞ。

《第1子を授かるまで まとめ》
1.排卵日ってなんぞや? 〜初めての病院 →この記事
2.不妊治療って何するの? 〜2つ目の病院 →②
3.漢方ってどうなん? 〜漢方薬局へ行ってみた →②
4.あの手この手でついに授かる 〜3つ目の病院 →③
5.これまでの治療費まとめ →④

1.排卵日ってなんぞや? 〜初めての病院
私たちの本格的な妊活は、新婚旅行が終わってからでした。
終わってから?と思ったかもしれませんが
行き先のイタリア(ローマとベネツィア)がですね、楽しすぎてですね、
1日中遺跡を歩き回って(地歴公民教員にとってはパラダイス)疲れて、
ホテルに帰ってきたらそのままベッドへ直行(健全)という
充実具合だったもんですから、新婚旅行は何もなく終わりましたw

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(コロッセオは見所満載だった!その前に行ったフォロ・ロマーノでかなり体力消耗してクタクタ…。ローマ見るところ多すぎよ…。)

さて、そんな脱線はどうでも良くて。
帰国後は定期的に事をなしていたんですがかすりもせず。
そこでようやく「そういえば保健の授業で排卵日というものをやったな」←遅い
と気づき、意識をしだしたのです。ここでようやく基礎体温計購入。

(近所のドラッグストアで購入。Bluetoothでスマホへ体温データを同期できて便利。)

しかし、排卵日の前がベストなのか後がベストなのか知らないという
行き当たりばったりな状態。当然、排卵日付近だったらいいやろ〜という
安易な考えなので、やはりかすりもしない。

もうわけわからん〜時間だけが経っていく〜という事で
2016年4月に1つ目の病院に行きました。
そこは、義理の姉が子どもを産んだ病院で
「出産後出てくるディナー最高だよ〜サービスも最高だよ〜」と
聞いていたので、妊娠したらここの病院で産みたい!と
選んだ近所の産婦人科でした。

そしたら、1回目の通院でまさかの
「うちは不妊治療してないからね、排卵日予測くらいしかできないよ」と
不妊治療しない宣言。でも排卵日がわからないから始まった私は
そのままお願いしました。

で、排卵日予測前に血液検査をすることに。
そしたらここでまさかの不妊の原因っぽいもの発覚。
高プロラクチン血症」という病気でした。

高プロラクチン血症とは、血液中のプロラクチンが多い状態。
このプロラクチン、本来は妊娠すると母乳を出すために増えるホルモンで
妊娠を妨げる要因になるんだとか。
基準値が29のところ、私、なんと193!
あまりにも異常な高さだったため、脳腫瘍を疑われ
総合病院でMRIを受けることに。(結果、脳腫瘍ではありませんでした。)

そこで、治療としては排卵日予測をしてもらいつつ
(排卵が近いと、「今日と明日狙ってね」と言われる)、
テルロンというプロラクチンを下げる働きのある薬を服用することに。
そしたら、このテルロンの副作用がすごい。
体のだるさ、頭が重く働かない、呼吸が苦しくなる。
意識が朦朧としてくるんです。
当時、高校教諭をしていた私は授業どころか毎日の通勤すら苦痛になり
学校長と相談して1ヶ月の病気休暇を取りました。

家にいても、ソファーから動けず1日が終わっていく。
こんなはずじゃなかったのにな、クラスの生徒たちどうしてるんだろな、
と涙しか出てこない。かなり辛い1ヶ月間でした。
なぜ1ヶ月かというと、テルロンを我慢して飲んで
プロラクチンさえ下がれば子どもはできると信じていたから。
職場に迷惑はこれ以上かけたくないし、
1回のチャンスに賭けようと思ったんです。
実際、テルロンを飲んでプロラクチンは18.3まで下がりました。

しかし、そんなうまくはいかず。あっけなく1ヶ月終了。
病院からも「薬の副作用を理由にした診断書は1回しか書けないよ」と
言われていたので、薬を弱めのカバサールに変えて仕事に復帰。

この頃から、不妊治療を本格的にした方が良いかもしれない、
通院のたびに担当の医者がかわるこの病院では不安だ
(毎回言われることが変わるので余計不安になった)
と思うようになりました。

そこで、勤務先に不妊治療を10年ほどして授かった先生がいたので
実は本格的な不妊治療をしたいと思っているが、
先生はどういう治療をしたのか、どこの病院へ通ったのかと
聞いてみることに。そしたら丁寧に情報を教えてくださり
「私が行ってたOクリニックは、有名な不妊治療の病院で
培養士さんの腕がすごくいいんだよ!しかも治療費が他の病院より安いよ〜
そして、予約なしで通えるから、働いていても気軽に通院できるよ」
とのことだったので、そこへ行くことに。

こうして、本格的な不妊治療へと突入していくことになるのでした。

(②へ続く)


ちなみに。
現在、テルロンは販売中止になっています。
なので医者に行っても処方はされません。やはり副作用が強すぎたのか…?

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