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生まれつき色素が薄く低身長症で産まれたわたしのこと


はじめに
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

数あるネイルのアカウントの中で、
Instagram 「otumechan」 を見て下さってありがとうございます。

「わたしのこと」
をSNS上で公開しようかすごく悩みました。

恥やプライドを捨てて
この記事を公開しようと思ったのは
私の経験があなたの夢への後押しになれば嬉しいなと思ったからです。

最後まで読んでくださると嬉しいです。

◇◇◇

わたしは生まれつき色素が薄く、
生まれた時から瞳や地毛が茶髪でした。

周りの人からはよく
「ハーフ?」 「外人?」と言われ、
小学生の頃はそんな言葉が幼いながらも
マイナスな言葉に聞こえてしまい
傷ついたこともたくさんあります。

それに伴いわたしは生まれつき身長が低く

わたしは周りのみんなとは違うんだ…

という劣等感から自分の容姿にコンプレックスを抱くようになりました。

そんなコンプレックスだらけだった私は、
気がづけばいつの間にか爪をいじる癖がつき、
大人になるまでは人前で手を出すのが恥ずかしくて気がつけばいつの間にか
ぐーの手をするのが得意になっていました。


今思うとこの頃から既に爪への執着があったんだなと思います。


そんなわたしに転機が訪れたのは、
18歳の頃。

コンプレックスを解消したい気持ち一心で、
初めてネイルサロンへ行きました。

その時に対応してくれたネイリストさんが
わたしの爪へのコンプレックスなんて関係無しに
すごく可愛い爪にしてくれたのです。

その時の感動は今でも忘れられません。

わたしもいつか

【⠀誰かに夢や感動を与えられる側になりたい⠀】

そう想い、
ネイリストを目指したのです。

学生時代に美容学校へ通い、
ネイルを専攻し、
そこだけでは技術が不十分だと思い、
その後ネイルスクールに通い始めました。

スクールに通いながら
憧れのサロンワークをスタートさせたのです。


検定取得の為、必死に練習しました


でも、
現実は、
たくさんの壁にぶちあたることになります。

その中でも1番苦しんだことは

自分の身体を害しながら、
お客様の爪や身体を害しながら、
サロンワークをしていたことでした。

長年のサロンワークで
わたしは首の疾患
喘息を併発してしまったのです。

気がついたら自分がなりたかったあの頃の夢だった夢や感動を与えられる人
になれていない事に気づき、
絶望しました。

そこから猛勉強を始めたのです。

ネイル技術習得、
ネイル知識の習得の為に
今までいくら投資をしてきたか…
想像するだけでゾッとするぐらいの
金額をかけてきました。

でも、
後悔はありません。

今は自分を守りながら、
夢だった「感動や夢を与える」
サロンワークが出来ているからです。


いつも笑いが絶えない


コンプレックスだらけだったわたしだからこそ出来るフォルム形成や、
疾患を得たからこそ分かった、
ネイリストのみんなを守りたい気持ち。


今でも相変わらず低身長です


服はだいたいいつもダボダボ


ちょっと余談ですが、
低身長の話を最後にさせてください。

生まれつき低身長だったわたしを
両親は物凄く心配していて、

両親は大学病院へ定期的に私を通わせていました。

何度か検査もしたのですが
当時の治療法では
背を伸ばすリスクが高すぎた為に
背が伸ばせなかったのです。

大人になってから両親に
「ごめんね」と言われて
そこでも胸が締め付けられる思いでした。

低身長のことも
大人になって全てを受け入れられるようになりました。

わたしはわたし。

普通じゃないって言われて傷ついたこともあるけれど、
わたしはこうやって生まれてきたからこそ誰よりもコンプレックスを抱えてる人の気持ちが分かると思っています。

それでいい。
それがいい。

今はそう思えるよになりました。

わたしはけして威厳のある講師でも
かっこいいネイリストでもないけれど、

わたしを必要としてくれる生徒さんだったり
お客様だったり、

わたしらしく
わたしにしかできない
誠心誠意を込めて
ともに寄り添いながら夢を叶えるお手伝いをさせて頂けることに感謝の気持ちでいっぱいです。

誰かの夢へのお役に立てますように…

ここまで読んでくださり
ありがとうございます。


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