宝くじは「愚か者に課された税金」なのか
PRESIDENT Onlineに以下のような記事がありました。
前々から言われていたことですが、確率の低いギャンブルを行うことを愚者と揶揄しています。(この記事がという意味ではなく、一般的にです)
私は宝くじ自体は愚かとは思っていません。
確率が低いとは言え、当たる可能性もあるからです。
全くの0%にお金を払っているならともかく、少しでも可能性があるなら別に良いのではないかと思います。
私が問題と思っているのは
①「当たる」と言われる宝くじ売り場に並ぶ
②神社にお参りする
こんなオカルト行動です。
昔、東京に住んでいたころ、年末になると『西銀座チャンスセンター』に並ぶ姿を目にしました。
知らない方からは想像がつかないと思いますが、巨大なビルを取り巻くように並ぶ姿が異様でした。寒い中、購入まで一体何時間並ぶのかと驚いた記憶があります。
言うまでもありませんが、宝くじはどの売り場で買っても確率は同じです。
西銀座が良く当たるのは販売数が日本一だからというだけ。確率的には当然の結果です。
もちろん、こういった行動をイベント(お祭り)として楽しんでいるのであれば構いません。しかし、本気で当てに行っているなら考え直した方がいいです。本当の愚者になってます。
並んでいる時間で別の事をやった方が確実に稼げます。
資本主義社会ではオカルトで金持ちになることはありません。仮に宝くじに当たってもマネーリテラシーのない人は、すぐにお金がなくなります。
どちらかと言えば、当てた後の方が重要です。
お金持ちになりたければ、お金と正面から向き合うことです。
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