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赤ちゃん、幼児期に育てたい「非認知的な心」

注)教員免許更新講習を受けてのアウトプットです。自分の知識を定着させるために書き出した文なので読みにくいと思います。

非認知的な心とは

社会情緒的なスキル、コンピテンス。
広く自己や社会性に関わる多様な力。

非認知的な心の具体例

【自己に関わる心の力】

「自尊心」「自己肯定感」
自分を愛し自分の性質や能力に自信を持つ

「自制心」
自分の衝動を抑え自分の行動をコントロールしようとする

「グリット」
目標に向かってやりぬく力

「自律性」
自分で決めて自分の力で行動しようとする


【社会性に関わる心の力=他者との円滑な関係を作り維持する力】

「心の理解能力」「共感性」「協調性」「道徳性」「規範意識」


非認知的な心の獲得方法

獲得方法の大きな一つにアタッチメントがある

【アタッチメントとは】
恐怖や不安を感じた際、親や保育者、教師などの特定他者にくっつくことで安心感を回復維持させようとする傾向


【アタッチメントが自己と社会性に与える影響】

①「自他に対する基本的な信頼感」

恐怖や不安を感じた時、無条件に誰かに守ってもらう経験の蓄積

その相手と自分の双方に高度な信頼感覚をもてる

自分と他者はどのような存在か

他者は近くにいて自分を守ってくれる存在なのか

困ったときに求めれば自分は助けてもらえる存在なのか

愛してもらえる存在なのか

主観的な確信


「自律性の発達に関与」

安全な避難所の見通しが立つと不安が解消される

不安がないことで外界に積極的に出て自律的に探索活動ができる


「共感性や心の理解能力の発達」

恐れや不安を抱いたとき、大人は感情の回復以外に社会的な鏡にもなる

子供が痛がったとき大人も痛みの表情をつくる

大人による共感の姿勢、それと合致した会話により子供は自身の心境や他者の理解に応用する

思いやりや共感の力を身に着ける


子供の心を発達させるための大人の役割

大人の役割は子供にとっての安全な避難所であること。子供がアタッチメントを行える環境となること。非認知的な心の成長につながる。子供の生涯の社会的経済的安定につながる。

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