#004 夫的FXトレード記録‗ドル円230717
「先週のコツコツどかんのショックからは立ち直ったのか?」
「えぇ」
「戦略を見つめ直す良い機会になりましたよ」
「ほう」
「具体的には何を変えるんだ?」
「目標の置き方、ロットサイズ、エントリーの仕方です」
「大胆な変更だな」
「それで改善できそうなのか?」
「経過を見る必要はありますね」
「でも理屈的にはリスクを減らしながら利益を大きく、チャートに張り付く時間も短くできるはずです」
「そうか」
「何か心配なことはあるのか?」
「逆行したときの対応です」
「ロットサイズが大きくなるということはエントリー直後に逆行してしまうと含み損が大きくなりますよね?」
「そりゃ当然だ」
「その額面にビビッて損切りできない。中途半端にナンピンしてしまう。」
「そうなるとこの戦略は一気に破滅への道に突入ですから」
「堅実な手法も、レバを効かせる手法も一長一短だな」
「さて、今日のトレードを振り返ろうか」
「今日は日本が祝日休場のため日中は硬直状態」
「ロンドン以降に動きが出て、21:30のNY連銀製造業景気指数の発表後、大きく上昇しました」
「その中で、どんな狙いでトレードしたんだ?」
「5分足で見せてみよ」
「指標発表後、大きく動いたら行ってこい狙いでエントリーしたいと思ってました」
「指標発表のタイミングではそれほど初速が出なかったな?」
「おっしゃる通りで」
「前回高値:138.758に届こうかというところでエントリーしたい気持ちに駆られましたが、超える/超えないに確信を持てなかったので静観を決め込みました」
「インジケータを見るに上目線だがな」
「後から見ればそうなんですけどね」
「それで結局どうした」
「22:00前後の価格の伸び/戻りを待ち構えることにしました」
「トレードの時間を短くしたいので、もし大きく値が動けば、という条件付きですが」
「ふむ」
「139.00前後で入る想定だったのか?」
「実は最初の狙いは138.90あたりでした」
「でも138.90をするするっと超えたので、”これは139.0あるな”と思い目線を一つ上げました」
「そこからさらに伸びるかもしれないとは思わなかったのか」
「思いましたが、行っても139.1あたりまでと想定して138.05でエントリーしました」
「価格水準的にも、タイミング的にも一時的に値は戻るイメージがあったので、利幅にはこだわらず早めに決済することは決めてました」
「結果的に、138.90を割り込んで再度上昇か」
「そのあと、139.4まで上がっているな」
「はい」
「前回高値水準まで下がると狙いをつけて無理に138.8までホールドしなくてよかったです」
「相場の不確実性を、取引時間を短くすることで対処するということだな」
「そう言いながら、エントリー直後はひりひりしてます」
「エントリーの精度と逆行したときの対処、ロット管理が今後の課題だな」
「えぇ」
「そこは今後のノビシロということで」
「ではまた」
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