#003 夫的FXトレード記録‗ドル円230713
「ほれ、大ロスカットから一夜明けてどんな気分か」
「思いのほか、落ち着いてます」
「今日は今日で、目標をこなすのみってことで」
「そうか」
「目を背けず、きちんと反省した甲斐があったな」
「そうともいえますな」
「では、今日のトレードを振り返って見せよ」
「ほう、今日はエントリー/イグジットが1セットか?」
「はい」
「それで1日目標を達成したとな」
「会心の一撃ってことか?」
「ナンピンしてますからベストシナリオとは言えません」
「5分足を見せてくれ」
「うーむ」
「なんでしょう?」
「普段この時間帯にエントリーしていたか?」
「ここで最初のエントリーをした背景を述べよ」
「一昨日、昨日と大きく下げた後、値動きは下への勢いを失っているように見えます」
「こういう場面では9時から仲値以後に向けて30〜50pipsほど上昇するケースが多いことからエントリーしました」
「そんなアノマリー的発想で・・・」
「ナンピン、ロスカットの想定は?」
「138.0を割ったらロスカットのイメージ」
「そこまでで計3玉。138.2, 138.1辺りで値動きを見ながらナンピンのつもりでした」
「昨日の反省を生かして逆行時のシナリオをもてたわけだ」
「えぇ」
「では利確のタイミングでは何を考えたか言うてみい」
「できることなら138.5まではホールドしたい」
「ただ画面に張り付けないから1日目標をクリアできるなら早めに利確」
「この2点です」
「目標到達ラインを138.5とした根拠は?」
「前回高値です」
「結果的に仲値以後、138.5〜6まで伸長したな」
「これについてはどう思う?」
「やはりか、という思いと、でも利確して正解、という思いが五分五分です」
「それはなぜ?」
「画面から離れる以上、含み益が減るのは恐怖でしかないからです」
「それにナンピンしたことで3玉抱えてたしな」
「おっしゃる通りで」
「まとめようか」
「はい」
「エントリー時に逆行を想定し、追加エントリーとロスカットのポイントを持てたことはナイス」
「(どや)」
「まだ伸びると思いながらも“利確は正義”に徹したことも評価する」
「(どや)」
「ただ・・」
「(えっ?)」
「最初のエントリーが甘すぎるッ!」
「引きつけてエントリーの原則はどうした!」
「・・・」
「そこはノビシロということで」
「今日のところは良しとしよう」
「ではまた」
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