善意からだけになお厄介 ぶっちゃけ的外れなお節介

善意からだけになお厄介  ぶっちゃけ的外れなお節介
  -「余計なお世話だバカヤロウ」RHYMESTER


私は海外生活をしたことが無いのですが、数年のうちに海外転勤がありそうです。

いくつか確かめたいことがあって、その一つが、それぞれの国で、正義は誰が決めているのか?ということです。


簡単に論じられるものではないですが、やっぱり日本の特殊なところって、正義を「みんな=人間」とか、「空気=これも結局人間」で決まるところだと思うんですよね。

正義をみんなが決める。

その権化がヤフコメという地獄だと思っています。


そういったコミュニティで力を持つのは、共感力の高いヤツだったり、世話焼きババアだったり。

そういう社会って構造的にマイノリティが生きづらくなると思うんですよね。

善意なだけになお厄介ぶっちゃけ的外れなお節介っていう。

地域のコミュニティを流れる空気も、日本全土似通った空気が流れているんじゃないかと思います。

善意のモブキャラが支配する空気感。

出る杭は(沈黙に)打たれる。なぜなら正義は「みんな」という幻想で決まるから。


やたらと周りを気にして、他人に必要以上に興味を持つのは、それが正義を決めるがゆえに、自分の存立が脅かされるからだと思うのですよね。


包摂的に見えるのは表面上だけで、その実、マイノリティを全否定する力が充満しているように思います。

だったら、仮に表面上の平和が保たれてなかったとしても、ちゃんと逃げる場所があって、守ってくれる人がいる方が良いのに、と私は思います。


もちろん、マイノリティへの差別ってどこでも大きな問題だし、比較の問題でもないとは思います。

日本における空気の支配も、自然豊かな島国で、争いを避けながら合意形成をすべく形作られた、ある意味合理的な社会の形なような気もします。


自分は日本を出た経験がほとんどないので、とても浅はかなことを書いていることも承知なのですが、ちょっとそのあたりの考えを深められるような経験ができるように、仕事とは別で色々な人とコミュニケーションしてこようと思っています。


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