見出し画像

4月28日(2018年)上を向くのか下を向くのか。


大槻さんを暫定監督として挑み成績を戻し、少しだけ安堵したのも束の間、恐らく「勝つためだけ」「タイトルを取るためだけ」に招聘したのかと勘ぐってしまったオズの魔法使いこと、オズワルド・オリヴェイラ監督を迎えたもののあまり上手く行かず、勝ち点3を目論んでいた湘南戦に敗戦。
帰ってきた山田直輝も前半で交代、もう少し時間を上げて欲しいと思った反面、ピッチ上の彼は少し浮いているようにも見え、そう見えるのは自分の目が素人だからと言い含めていたり。このシーズンは上を目指して戦うのか、降格を意識しつつ勝ち点を拾うことに注視することになるのか、クラブはどこを向いてどうしたいのか、不安ばかりだった。
ゴールデンウイーク期間中の試合にも関わらず4万人を割るスタジアムはゴール裏の密度も薄く、強い浦和でなければ観に来ない、勝ち試合を観に来る人が増えていることを実感していた。
スタジアム既に特別な空間ではなく、多様なイベントの中の1つに過ぎなくなっているのだと。90年代は「布教活動」と称して友人や知人を駒場や国立に誘っていたのに、そんなこともしなくなっていた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?