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急に思い立って書くnote

お疲れ様です。
タイトル通り急に思い立って書くnoteです。
どうやら8ヶ月程書いていませんでしたね。その前も飛び飛びで、コロナ前の暇だった頃に書いていた程度ですが…随分久しぶりに書こうかなと思えました。

目次などのつけ方がよく分からないので調べる事もせず、このままダラダラと書かせてもらいます。すみません。

さて、僕は福岡県で欧風食堂ottantotto(オッタントット)という洋食店を営んでいます。
場所は九州の玄関口と言われるJR博多駅から快速電車で約15分ほどのベッドタウンです。

コロナ前にnoteを書いていたと言いましたが、お店は2018年の12月にオープンしまして2019年はなかなか厳しい状況でした。ランチはまだマシでしたが夜の部にお客さんが来てくれない。そんな日々を過ごしていましたね。
ノーゲストが数日続いて発狂しそうになりながら(笑)それを治めるためかnoteやブログを書いていた記憶があります。
当時はキャパ20人以上の席を作っていましたが夜は1人で営業する事も珍しくありませんでした。1組、2組くらいならなんとかなるな…という感じで。

そんな2019年が明け、いよいよやって来た新型コロナウイルスです。
正月用に準備したお節(¥28000)も20個完売して、さぁこれから頑張るぞ!ってタイミングでのコロナ禍。
営業してはいけない雰囲気。みんな不安ながらどうしたらいいのか分からない。
マスクをして警戒する人。逆に店内の換気とかスタッフのマスク着用の状況を「何で?」と言っちゃう人。
色々でした。 懐かしい(笑)

3月から「なんかコロナって人が多いとこは危ないらしい…」という雰囲気で、市内の繁華街などに人が集まらなくなって。ウチのような郊外の飲食店に人が集まりました。普段は繁華街に出かけてた人達が地元で外食するようになったんですね。

で、4月に入り福岡県でも緊急事態宣言です。もともとテイクアウト営業もやっていた流れで割とスムースに切り替えは出来ました。
とは言え慣れないテイクアウト営業、バタバタもするし原価率は上がり売上はもとより利益が上がらない。ガッツリ売上が落ちた月となりました。のちの持続化給付金がなければ終わってたと思います。

そして5月、町の施策で飲食店救済を目的としたテイクアウトで使えるクーポンのおかげでかなり盛り上がった印象。
早めにテイクアウト営業に舵を切っていた事と洋食店が他にない事で町内だけでなくテレビなどのメディアに取り上げられ認知度が急激に上がったと思います。

めちゃくちゃ忙しくなりましたが週一の休みでは買出しに行く事も出来ず、休みを増やしたりしました。1人でやる限界を感じたのはこの辺りですね。(あ、当然アルバイトは入れてました。営業中よりは仕込み、調理、買出しを1人でやる事の限界ですね)
当然原価率も高かったので利益はそれ程でませんね。なぜ頑張れたかというと、やはり町内で認知度を上げたかったからですね。
先程書いた通り1年目を暇に過ごし、自身の認知度の低さを痛感していましたからね。とにかく町の人に知ってもらえる機会だから!と、チラシのように原価率高めな料理をばらまいていた感覚ですね(笑)

しかしながらコレが功を奏し、新たなリピーターさんを創り出す事にはなりました。
緊急事態宣言が明けたらそういった新規のリピーターさん達が応援に駆けつけてくれるようになりました。

テイクアウトのみの営業がようやく終わったものの、やはりなかなか厳しい日々が続きましたね。人の動きが鈍かった。
店内にもお客さんは入ってくれましたが、どちらかと言うとテイクアウトの方が多かったような印象ですね。

その流れのまま11月に入りました。この頃には割と店内のお客さんも増えていましたね。早めにお節の準備もしながら営業も忙しく........という感じでバタバタしてました。
12月は忙しい感覚はなかったように思いますが、クリスマスオードブルをやったのと、お節の準備がありますんでバタバタしましたね。

この時のお節も20個完売しました。ほっとしました。
しかし、ほっとしたのも束の間。またも緊急事態宣言。今度は時短営業の指示があります。
繁華街のお店なんかは観光客が来ない事には目処がたたない状況。僕がお世話になっている魚屋さんは卸し専門。繁華街のお客さんがほとんど。
当然売上は激減します。これはなんとかしなくては…!とゆー事で「緊急事態バーガー」というのをやる事になります(笑)
要は魚のカツを挟んだハンバーガーですね。
これは大変だった(笑)未だに「またやらないの?」と言われる事がありますが、やりません!
こんな感じで「誰かの支援」を押し出す事が多かったかもですね。他には熊本の豪雨で被害にあったカボチャ農家さんの支援としてカボチャを大量に買って調理し、メニューにのせて売上の利益分を寄付に回すとかもやりましたね。
お客さんの消費に「意味」を求めたんですね。数少ないですが響く人には響いたと思います。

そんなこんなで…忙しがったのでnoteに書けず読んでばかりでしたね。終いには読む時間もとれなくなりました💦不快に思われる方もいらっしゃるかもですが、僕の店にとってはコロナは完全に追い風でした。追い風にしたと言ってもいいのかもしれません。
自惚れとか自慢とかではないですよ!

コロナがあったから認知を得たのは間違いないですから。

4月に入って調子よかったんですがまた感染者数が増え、出歩く人が激減しています。とは言え去年程怖くはない気がします。応援してくれるお客さんが少しは増えてるからです。
それに給付金や協力金で今年はやっていける安心感があります。(来年の税金は怖い)

お正月の御籤でも「今年も我慢じゃ」的な事が書いてあったのでしばらく我慢しながらやっていきます。よろしくお願いします。

*写真は篠栗ジビエのボロネーゼ
僕の地元、篠栗町で捕獲された鹿と猪のミンチをミートソースに。
今年度から「福岡ジビエの店」に認定して頂き、ジビエのメニューを常時展開していく予定です。





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