走馬灯
【日記】2024/1/13
「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」を見た。また泣いた。鬼滅の刃を見るといつも泣いてしまうタイミングがある。走馬灯、あれはちょっとずるいと思う。
死の瞬間を悟って巡る記憶。生きてきた間に幸せだった時間、悔いた時間、強く残る思い出が巡る。そこには人生が、強い思いが詰まっている。
作中では鬼が死ぬ間際や人間が限界を超えて力尽きる間際に描かれる。鬼も昔は人間であり、強い負の感情を持っている。幸せと後悔と、救ってくれた人と。こんな強い思いに泣いてしまうのだ。物語としてすごく上手いよなと思う。
救いになった言葉や経験は、心に強く残る。私にもいくつかそんな経験があるけれど、しょっちゅう思い出すわけではない。それは無意識の中に生きているのだと思う。私は死に際に何を思い出すだろうかと考えてしまう。
今私たちが生きているのは、先人から受け継いできたもの、伝統、歴史があるからだ。今まで生きてきた数えきれないほどの人間がいる。繋がれたものは何だろう。繋いでいくべきは何だろう。何を残そうとしたんだろう。先人の思いを知ろうとすると胸が熱くなる。誠心誠意向き合わないとな。
鬼滅の刃はアニメは見たことがあるが、原作である漫画は読んだことがない。漫画なら自分のペースで読み進めることができる。言葉も噛み締められる。あー、ますます漫画が読みたくなってきた。今度ちゃんと、読みたい。
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