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創業105年から創業5年へ。伝統的企業からITベンチャーに来たら、想像以上に刺激的だった話

こんにちは!株式会社助太刀のopsを担当している大槻と申します。

  • 助太刀ってなんの会社なんだ?

  • いやそれより、opsってなんだ…?

と思われた方!私もその一員でした。
※助太刀に関する紹介はこちらのnoteをご覧ください

この記事では、ちょっと前まで創業105年の会社で伝統的な仕事をしていた私が、想像以上に刺激的な環境に出会った"衝撃"をご紹介します。

実際、ベンチャーってどうなん?
と転職に悩んでいる方や、助太刀という会社に興味を持っていただいた方の参考になれば嬉しいです!

辛い(からい)の大好き。仕事も刺激を求めて…

株式会社助太刀は、建設会社と職人をマッチングするアプリ「助太刀」を運営する会社です。
建設現場を魅力ある職場に。」と掲げ、いい職場にいい職人さんが集まる社会を目指しています。
社員もついに100人を超え、どんどん急拡大しています!

そんな助太刀に2022年3月に入社した私。
小さい頃は漫画家になりたくて、ずっと漫画を描いていました。

前職で、本職のデザイナーがブランディングするまで
一瞬だけ公開された自作キャラクター。犬です。

辛いものが好きで、外回りの営業をしていたころは都内の担々麺を食べ歩いていました。九段下・秋葉原の雲林坊がお気に入りです。

仕事でも、毎日同じものを食べるより、毎日違ったスパイシーなものを食べたい!と感じていたため、前職でもだんだんと辛めの味付けのお仕事に手をつけるようになっていきました。

ここからは、助太刀に入るまでの、辛いもの食べ歩きの旅です。

神のビジネスモデル、保守営業の時代

封筒の市場は1,000億弱くらいです。

新卒で入った会社は封筒メーカー。いわゆる印刷会社のポジションで、100年以上の歴史ある会社でした。

当時は仕事に辛さなんて全く求めていなかった私。
営業としての仕事は、大手金融会社のお客様のオフィスに伺い、すでに先方が用意いただいている発注書を受け取りながら各種調整をするものでした。

伺う前から発注書を用意いただいているんです。
これって今から考えるとすごくありがたいことですね。尋常でない信頼関係があってこそ成り立つ仕事です。
まさに神のビジネスモデル。売る物は紙ですが。

消耗品を継続利用いただきながら、日々のコミュニケーションで課題を発見し、都度お客様に沿った提案をするのがこの"保守営業"のスタイルでした。
今から考えるとSaaS的でもあるし、カスタマーサクセスにも通じるように思えますね。

あまり仕事のなんたるかなんて意識していなかった私に転機が訪れたのは、新規開拓を任されてしばらくのことです。

ゼロスタートの飛び込み営業、初めてSFAを知る

あるとき、新規開拓営業を任命されました。
数字は完全なゼロ。当時はマーケティング部門などなかったため、まずはお客様リストを作って飛び込み営業をすることから始めました。

封筒はコモディティな製品のため、逆に飛び込み営業がそこそこ有効です。
お客様としては、より安価で在庫も預かってくれるなら、切り替えるメリットがあるためです。
そんなこんなで飛び込み営業で売上を伸ばしていきました。

しかしこのあたりで生来の辛いもの好きの性格が頭をもたげてきます。

  • もうちょっといいやり方があるんじゃないのか…?

    • 営業手法への疑問

  • 安くして切り替えするばかり。これって社会的に意味あるのか…?

    • ソリューションに繋がるサービスの必要性

そんな2つの疑問にモヤモヤしていたころ、営業のために行った展示会でSFAツールに出会い、そこで初めてThe Modelを知ります。

いろんな社員の方と話して社内知を把握し、紆余曲折を経ながらたどり着いたのは、
うちでもBtoBマーケティングやろう!
お客様のマーケティングを成功させる企画制作をサービスの中核にしよう
でした。

さて、このあたりから日々がスパイシーになってきます……。

混ぜたら危険。マーケティング&クリエイティブ

すごく定性的なセミナーの1シート。
しかしたくさんのお仕事に繋がりました。

社内のいろんな方と話をして仲間が集まり、ついに大所帯の部署が誕生しました。

そこでの私の仕事は、

  • BtoBマーケティング

    • セミナーで新規集客&既存のお客様の活性化

    • ブログとメルマガで既存のお客様に「そういうのやってるんだ」と認知

    • SFA・MAツールの管理

  • 制作・クリエイティブ事業の推進

    • (おもにダイレクトメールの)前段階となる、お客様のマーケティング上の課題抽出や目標設定の提案

    • 紙の販促物のクリエイティブディレクションやデザイン

こんな感じでした。
おおむねどれも時間と手間暇のかかるお仕事です。
すばらしい仲間と取り組んだとはいえ、なかなかにハードワークな期間でした。
でもここでついに、雲林坊のようないい仕事に出会えたのです。

  • 新しいことを始めるのって楽しい!

  • お客様が成功するのを間近で見るのって楽しい!

  • 仕事が楽しいことって、こんなにいいことなんだ!

しかしサラリーマンの運命!
会社からの新たなミッションと家庭の事情がちょっと合わず、思いもよらないタイミングで転職することとなったのです。

急な転職、どうせならと刺激を選択したあの日。

ここまで長くなりました。
私のこれまでのキャリアはこの通り。
ご覧いただいたように、自分の中でやりたいこととキャリアが非常にマッチしており、つくづく恵まれた経験を積ませていただいたと感じています。

では次、どんな環境で仕事をしようか…?

経験者としての転職である以上、これまでのキャリアを生かして即戦力になることが期待されるはずです。
しかしその中でも、特に得られるインプットの比率が大きめのところに"挑戦者"として飛び込みたいとの思いがありました。

  • ここまでのキャリアでは、自分は業界の最先端の会社のやり方や考え方を学んで、自社で実現しようとしてきた……ではいっそのこと、最先端の会社に行ってみたい!

そんなときに出会ったのが助太刀でした。

なにもかもが革新的に感じました。そんな助太刀の入り口
  • 「全員親方」という行動指針。自分の役割を限定せず、事業をつくる主体になろうという意味ですが、これが私のこれまでの経験で大切に感じてきたことと完全にマッチしました。

  • 業界のゲームチェンジャーになりたいという強烈な使命感。自分が大きくなりたいという野望ではなく、社会やお客様の環境改善をトップに据えたビジョンも、私が選択してきた道にぴったりでした。

  • 急拡大してきたために、もっと仕組み化したいという方針。面談で社内のぶっちゃけ話をしていただき、一緒にこの方たちと働きたい…!と感じたのを覚えています。

かくして辛いもの好きの私は、新たなスパイシーでおいしそうな料理の虜になり、妻を説き伏せて最先端のITベンチャー(さらに未経験の建設業界)に飛び込んだのでした。

思いのほか最先端。思った以上のスパイス。助太刀のメンバーとopsという仕事。

こうして入社した助太刀ですが、毎日が発見と挑戦の連続でした。

なにより、メンバーみんなすごい!
助太刀のメンバーに共通するのは、徹底したファクトベースの意思決定と、最適な仕組み化への意欲です。

私も前職ではどちらかというと理論派でした。(眼鏡もかけてるし)
しかし助太刀では、どのメンバーも事実を掘り下げて課題を発見し、それをツリー状に分解して対策を練ります。
そのため、とにかくデータを見る文化が根付いています。
企画立案の際も、データの裏付けがしっかりあってこそ実現します。

もう完全にこれです

そんな中で任せていただいたopsという仕事。
そのうち特にSales opsナーチャリングが私の業務内容となっています。

Sales opsとはズバリ、
テクノロジーとデータを活用し、顧客情報をもとに営業活動を最適化する役割です。

助太刀は建設業界のみなさまが抱える課題を広く解決するため、リーズナブルな商品設計をしています。
それはつまり、必要と感じていただけるお客様にピンポイントにリソースを割かなければ、多くの無駄な工数が生まれてしまうということでもあります。
そのため、Sales opsではデータを整理し、課題が見えるようにいろんな確度からまとめていくことに多くの時間を使っています。

もうひとつのナーチャリングとは、
一度接点を持ってくださったリードに対し、いろんなコンテンツで育成してお取引につなげるための活動です。

建設業界は繁閑が大きいため、一度不要だと感じてもその後必要になることもあります。
また、助太刀のマッチングサービスは独特のよさがあるため、じっくりご案内しないと分かりにくい部分もあります。
そこで、接点のあるお客様に長期的にコミュニケーションを取りつつ、必要になったタイミングを逃さずにしっかりフォローする仕組みがナーチャリングです。

どちらもとても大変な"激辛"のミッション!
しかしなんとか毎日勉強しながらこの大皿に喰らいつこうとしています!

これからやりたいこと

上記のミッションがそもそも激辛のため、しばらくそちらに手一杯になりそうです。
ただ、この助太刀でさらに実現したいと考えていることがあります。

  • 助太刀が"人"の会社だと伝えたい

助太刀は素晴らしいアプリを中心としたプラットフォームです。
でも実は、"人"によるサポートが厚いということを知っていただきたいです!

「ツールなんてうまく使えるかな…?」
「自分からメッセージを送るなんて難しいかも…」
忙しい中で導入いただいたお客様は不安を感じていらっしゃいます。
そこでカスタマーサクセスのメンバーがしっかり個別にフォローし、お客様の成功に導く仕組みが、助太刀にはあります。

これもまた、アプリ本体と同様にお客様のためのサービスの一部です。
「助太刀はお高く止まっているIT企業じゃないな!一緒に考える仲間になってくれそう!」
とお客様に感じていただけるような会社でありたいです。

そのほかとしては、

  • 営業活動をサポートし、お客様が自分ごとにしやすい的確でピンポイントな資料の充実

  • 5分動画や記事LPなど、お客様が知りたいことを情報提供する媒体の充実

  • 未経験→社員→職人→経営者といった、お客様のキャリアプランに沿ったコンテンツを提供し、助太刀がお客様の人生を豊かにする一助となる

ここまでできたら、いよいよもって業界のゲームチェンジャーに近くなっていきそうですね!

こんな方におすすめの助太刀

いかがでしたでしょうか。私のopsに至る体験をつらつらと書かせていただきました。

もしこの記事を読んでくださった方々の中に、

  • 大量の情報を整理して、新しい発見があったときには至上の喜びを感じる

  • 客観的な、誰にでも説得力のある根拠を打ち出したい

  • スピーディに動ける仕事をしたい

  • 自分の行動ひとつでメンバーの行動に影響を与え、お客様のベネフィットに影響を与える重大なミッションに興味がある

という方がいらっしゃったら、ぜひ助太刀のopsで働いてみませんか?

一緒に"挑戦者"として邁進していきましょう!

▼助太刀の採用情報はこちら
https://note.com/sukedachi/n/nb0893a5cc424
https://herp.careers/v1/sukedachi/Sk_89VRkFBk6

地元福知山のすごい雪。


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