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安産を約束するお灸

■安産のお灸と効果

妊娠中に妊婦が三陰交(さんいんこう)にお灸をすえると、母体だけではなく生まれてくる子供にも効果が現れます。子供の胃腸が丈夫で、体が敏捷に動くことです、又、子供らしい子供になり自分の持っている能力を十分発揮できるようになります。安産のツボ「三陰交」のすばらしさ

1.副作用が出ない

2.妊娠中の足のむくみやだるさが取れる

3.陣痛が軽くなる

4.生まれた赤ちゃんは丈夫に育つ

5.自分で据えられる

三陰交のお灸は初めにツボの位置を教えてもらえば、後は妊婦が自分ですえることが出来ます。あぐらをかいてすえれば、誰にでもすえることが出来ます。一番大切なことは、自分が自分自身のためにお灸をすえるということです。また、生まれてくる赤ちゃんのためによいことを実際におこなうというその気持ちが大切なことなのです。お灸をすえているとき、お腹の赤ちゃんと話をしながら据えてください。

■「三陰交」の位置

内くるぶしの上3寸(母指を除いた他の4本の指の長さ)脛骨内側面の後縁

昔から、三陰交は婦人科疾患に多く用いられたツボです。

初めは、鍼灸師にツボをとってもらって下さい。

ツボは動きますから一月に一度は位置が正確か確認してもらってください。

■「お灸のすえ方」

[ お灸をすえる時期 ] : 大体5ヶ月ぐらいから始める、この時期になると、つわりもだいたい終わり胎盤も安定して、発育が軌道に乗ると考えられています。

[ お灸の数 ] : 妊娠月によって変わります。

・5~6ヶ月・・・・・・7壮(そう)

・7~8ヶ月・・・・・・14壮

・9~10ヶ月・・・・・21壮

*壮(そう)とは、同じツボにすえるお灸の回数のことをいいます。7壮といえば、右足の三陰交に7回、左足の三陰交に7回お灸をすえることを言います。

余分に据えても害はありません。据えていると熱いというよりも、気持ちがよいくらいになります。

[ お灸に使う「もぐさ」の大きさ ] : 

米粒大か半米粒大 にして下さい。長く続けますので決して大きなモグサで据えないように注意してください。

 大きいほうがいいとか、熱いほうがいい訳ではありません、小さいもぐさを作るように努力します。

そのためには、モグサを強く硬くひねらないことがコツです。いくら小さくても固くひねってしまうと熱くなります、 やわらかくひねってください。

 少量のモグサを、左右の手のひらで力をいれずにあわせて軽くひねり、細い棒状にします。 それを左手の親指、人差し指でつまんで持ち、右手の親指、人差し指で米粒ぐらいの大きさに切り取り、 ピラミッド型に形を整えて、ツボに据えます。三陰交にモグサを据えるとき、一番最初は、皮膚に、ほんの少しの水滴を付けると、 小さいもぐさでもうまく立てることが出来ます。二回目からは、燃えたもぐさの灰が出来ますので、それを軽く上から押して、 その燃えカスの上に又新しいモグサを据えていきます。

 モグサの燃えカスはいちいちとらなくて結構です、前に示した回数だけ据えてください。

分からない事があればHPからお問合せください。

我が家の子供三人据えました。我が家の子供三人も全員、妊娠5ヶ月から三陰交へお灸をすえました。

本記事執筆時は、21歳・19歳・12歳ですが、今まで風邪以外の病気にかかったことはなく元気に成長しています。また、 家内も元気で治療院で働いています、家内も鍼灸師ですので気軽に尋ねてください。

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