見出し画像

乳幼児の「夜泣き」「かんの虫」

夜泣き・かんの虫でのお問合せが多いので、夜泣き・かんの虫のコラムを追加することにしました。

夜泣き・かんの虫でお困りの方は下のコラムも参考にしてみてください。

「夜泣き」・「疳の虫」と言う言葉はよく聞きますが、もともとは東京の早稲田にある「穴八幡神社」の虫封じの神様に基因しているそうです。 とくに「かん虫」などという虫がいるわけではありませんが、乳幼児の「夜泣き」や「引き付け」に対して昔の人が名付けました。 「かんの虫」と言うのは「かん高い」とか、「かんが強い」とか言われているものであって、小児が以上に興奮しやすくなっている状態を言います。

■「かんの虫」の症状

顔に症状が表れることが多いので子供の顔を注意して見てみて下さい。次のような表情が見て取れると「かんの虫」かもしれません。

・顔色が青白い 

・目つきが鋭く表情がこわばっている 

・眉間に青筋が現れる

・目の白玉が青い 

・眼瞼のただれ 

・鼻の下が赤い ・キーキー叫ぶ ・夜泣き ・チック症状 ・人に噛み付く ・寝つきが悪い ・頭の毛が逆立つ ・食欲がない ・人差し指に血管が浮いている

症状は他に診るべき障害もなく、不機嫌、夜泣き、不眠等の神経症状があって顔面に一種の精神興奮状態を示すだけです。 原因、軽度の差はあっても多くの乳幼児にこんな症状が現れます。この時期の乳幼児の精神と身体の急速な発育のために生じるアンバランスな状態によって起きています。 「行動意欲があるのに体が動かない」「なにか欲しいのに言葉が不十分でそれを訴えることができない」といった不満やもどかしさが一種の精神興奮をつくります。また、大脳の発育が未発達のため、情緒が不安定になることも大きな原因です。

■はり灸治療

【適応年齢】 : 生後一ヶ月から六歳まで

【使用する針】 : 大人のはりと違って金属性のへらや先の丸い棒のようなもので優しくさすって治療します。痛みは一切ないので小さいお子さんが怖がるようなことは全くありません。

【治療時間】 : 5分~10分

家庭の即席治療法をお母さんに指導しています。HPのお問合せページからお気軽にお問合せください。

●「夜泣き」「かんの虫」第2弾

●「夜泣き」「かんの虫」第3弾



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?