タイムパトローラーは世界を変える

タイム・パトロールは世界を変える

ということで、これまでのタイム・パトロール小説をマガジン化してまとめました。

ここに新しく始めようとしているタイム・パトロール小説の世界観を記述したいと思います。

元々は、ぶんちゃんの

タイム・パトロールで普通の犯罪を未遂で阻止せよ!

という、ミッションからの起案ですが、タイム・パトロール・ネタを私は結構小説で書いているなあ~と、辿ってみるといっぱいあるんですね。

この世界観とはまた違い、

ユキノフさんのこちらともまた違います。

NoT 〜タイムパトローラーこーいち〜|ユキノフ【言語愛好家】|note(ノート) https://note.mu/yukirnoff/m/mde493bf59336


タイム・パトロールものなのになんだかSFっぽくない小説にしていきたいと思います。

「テーマ」は、現在の人材不足と過去の人材需要とのギャップ。
人手不足の危機感を、未来に見立て
それを阻止するために、今(過去)に何が出来たのかを考えます。
ここに少しの皮肉を込めます。
「過去は良かった」と言う言葉を聞くことはありませんか?
あぁ、昔は良かったなあ。と言う人の視点を変えられればとも思っています。
未来に希望を

私のこのタイム・パトロールは、過去には行けますが、未来には帰れません

その為、タイム・トラベルは出来ないのです。

ここでは、新しくタイム・ダイブ(Time DIVE、略してTD)と言います。

TD  なんだかメガネを書けたスマイル顔に見えなくもないですが……

未来の人々は、過去に流れます。

で、私はこんなトークノートを書いていました。2017/3/11のトークノートです。

「このところ、過去に転送した罪人がまた過去で罪を作るという事件が多発しております。速やかに罪を犯した罪人を捕まえて、更なる苦行の過去へ転送してください。あなた方の勤めに期待致します」
寿命管理機関 罪人管理部門 代表より
タイム・パトロール 局員へ
「過去旅行には気をつけろ」

で、今回は旅行は出来ない設定に変えましたので、「過去には気をつけろ」と変更しました。

タイム・ダイブの過去へ行く手段は、罪人を島流しにする手段の一つでした。

そう、こんな事をしていたら、どんどん未来が変わってきてしまいました。

そして、タイム・パトローラー不足という事態が発生します。

未来の人手不足はタイム・パトローラーだけではありません。あらゆる産業が人手不足に陥り、ロボット・AI化が促進されています。

それでも人手不足による技術者啓蒙の欠陥から、あらゆる産業が危機に貧していきます。

そういう未来があるという体で、現在生きているタイム・パトローラーが「今(過去)」を生きています。

場合によっては2020年の過去にタイム・パトローラーが活躍しているかもしれません。

今の私たちから見ると未来ですが、そういう世界観です。(^-^;

タイム・パトローラーはタイム・ダイブという手段を手に入れた遠い世界の未来の未来人です。

ちょっとばかりエイリアンや宇宙人みたいにも見えますが、現在社会の住民登録はできません。

国々によっては、難民のような特別な国籍を持たない存在です。

未来には国籍がありますが、その事実を知っている人が少ない状態です。

自分たちがタイム・パトローラーであると分かるのは、唯一、時空新聞を閲覧できるウェアラブル端末(時計型)を所持しているかどうかにかかっています。

但しこの時計は、壊れやすいようで、タイム・ダイブの後に使える状態にあるのもある意味奇跡的なのかもしれません。

その為、未来が良い方へ変わっているのかは、ほとんどわかりません。皆無です。

ですが、良い方へ変えるんだという気持ちだけタイム・パトローラーは奮闘しています。

いっぽう過去に島流しされた罪人もいます。完全に現代人に溶け込んでいるため、未来人かどうかを判断することは難しいでしょう。


壊される未来、確実に実現している過去

そこに紡がれる人の思いを

この切磋琢磨感を「現代劇」を舞台に凝縮してみました。


ちなみに、タイム・ダイブは好きな過去には行けません

あなたがどんな過去に巻き込まれてしまうのか、知っているのは未来人だけです。

未来では、全ての過去をモニタリングしています。


未来人はタイム・ダイブする方法を知っています。

但し、タイム・ダイブは簡単にはできません。

素人が手出しをして失敗するとそれは死に直結します。

使用する回数毎に、遡る年月が益々増えて行きます。

恐竜の時代にタイム・ダイブしたタイム・パトローラーの子孫が我々なのかもしれませんが……

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