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#ラジオ

セッテナーレ(Settenale)

「本日のアートシーンは、最新の演劇の話題をお送りします。火星芸能を追って二十年のフリーラ…

さきとも
1年前
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理想という病【SF短篇】

ラジオはテレビより生き物に近い存在みたいだな、とハヅキはいつも思う。テレビのような視覚的…

さきとも
1年前
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やっと通信網が復旧した。窓の外は嘘みたいに晴れている。でも、この世界にはサイレンが鳴り響…

さきとも
1年前
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砂嵐の日の幻聴ラジオ

いつも使い慣れたコーヒーカップが見当たらない。昨晩、洗って立てかけて乾かしておいたはずな…

さきとも
1年前
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カタツムリのひとりごと投稿

「ペンネーム希望『火星に暮らすカタツムリの末裔』さんから、番組にお手紙をいただきました。…

さきとも
1年前
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風の声が聞こえる

火星はむこうからやって来る。怖れることはない、待ちくたびれることもない。 火星人の歌は風…

さきとも
2年前
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火星に鳥を放つ

こんばんは。 最近、ラジオを更新するのを滞っていたので、困ったなと思っていた矢先、前出の曲のリメイクに思い当たりました。憎しみが、誤魔化しが、そして次々と瓦解していくものを知らされるたび、物語ることすら忌避してしまう。はやくこんな日常が、ほんとうの日常でなくなればいいのにと思います。 たくさんの自由な鳥を放って、静かな惑星をささやきで満たしてく。「火星に鳥を放つ」です。

2億年前の火星人の歌 (Martian song 200 million years ago)

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先ほどのニュースでもお伝えしましたが、火星の2億年昔の遺跡から発掘された磁気テープの、最…

さきとも
2年前
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Visions fugitives of Mars no. 3

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しなかったことは、するようになると継続性をもつもの。したことのない業務も、新しい勉強も、…

さきとも
2年前
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More Future

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今晩は。 どんなに挫折しても、夢中になれることは次のステップになる。 歳を重ねるほどに、ひ…

さきとも
2年前
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火星の束の間の幻影 第2番 Visions fugitives of Mars no. 2

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何も考えないのがいいんですよね。考えれば考えるほど、知らなかった世界は知らない方向に押し…

さきとも
2年前
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火星が降ってくる

21XX年2月1日      〇 「第二の火星」を見ました、という噂が、最近、巷で飛び交ってい…

さきとも
2年前
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火星の束の間の幻影 第1番 Visions fugitives of Mars no.1

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どこも入試の季節になって、未来のことをいろいろ考える若者たち。 どの惑星だって、例外なく…

さきとも
2年前
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火星テレフォノ - radio marte telefono

雪が降り出すと、火星じゅうの電話回線がパンク寸前になって、どこにも行けなくなるフラストレーションを皆キャッチボールし出す、あっちにつながれば、向こうはこっちに、そっちに投げると、くるっと火星を一周するくらい、雪に閉ざされた世界は熱くなる。音楽は「火星テレフォノ」です。