神奈川県静岡市(3)

こんにちは。お久しぶりですね。さて、今回は都市圏と街の中、鉄道の話を考えていきます。

まず都市圏ですが、10%通勤圏の人口は85万人規模を想定しています。今の静岡の10%通勤圏の人口がだいたい95万人なので、それより少ない程度になると思います。中心市の人口が40万人で、通勤圏が85万人なので、岐阜や高松、長崎あたりと同等の規模となります。清水・焼津・藤枝は10%都市圏に入ってくると考えられ、現状静岡の10%都市圏に入っていない島田も、県境に接するようになると考えると、入ってくるのかなという気はします。

街中ですが、国交省の資料におけるサービス施設はほとんど街に一つは整備されると考えられます。しかし、現状の賑わいがこの世界でもできるのかに関しては、駿河地域にどれほどの産業集積を実現できるのかによるでしょう。関東地方の非県都や、状況が似ている姫路市の状況を鑑みると、おそらく田中屋を源流とした1店舗は百貨店が立地していると考えられますが、駅前の松坂屋にあたる百貨店が存在するかは正直微妙です。確実に東日本にカテゴライズされるようになることを考えると、ヨドバシカメラの出店が行われている可能性は十分にあります。

大井川に県境が設定されるため、おそらくですがJRが島田で分割されています。そのため、静岡近郊はJR東日本管内となります。増発は国鉄時代に行われているので、高頻度運転は現在でもある程度は維持されているでしょう。乗車人員にもよりますが、確実に静岡駅では今より大規模な商業開発がなされているでしょうし、清水や草薙、藤枝などでもエキナカができている可能性があります。
新幹線はJR東海、あるいは西日本の管轄となります。東名阪の輸送が第一の使命となるため、静岡は最優等列車は通過となります。ひかりの現状の停車がなされるかは微妙で、2時間に1本ごとの停車になるかもしれません。
静岡鉄道は現状よりも東急の影響力が強そうです。PASMO加盟をしていたかは微妙だと考えていますが、新静岡セノバはより関東色が強い商業施設になっていたと思われます。
その他、東京から大手私鉄が静岡まで伸びてきたかもしれませんが、これは別の話になります。

今回はこの辺で。それでは、また。

【参考文献】
・サービス施設の立地する確率が50%及び80%となる自治体の人口規模-国土交通省
https://www.mlit.go.jp/common/001042019.pdf

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