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眠れぬ夜更けに見えてきたもの

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。久々の投稿となってしまいましたが、2022年もゆるりと徒然なるままにしたためていきたいと思いますので、どうかお付き合いください。

 新年早々寝つきが悪い。でも気持ちは落ちていなくて、むしろ上がっているような感じがしている。少し前までは停滞期で過眠傾向、頑張りたいことが見つからなくて良くも悪くも何もない、でもこのままじゃいけない気がするみたいな気持ちが続いている期間だった。

 一睡もできないまま音楽療法の講座を受けに行った。そこで今年の抱負を一字で自由に書いてみるワークがあった。ぱっと自分の頭に浮かんだのは、自分と向き合う、自分を見つめるイメージ。月夜に静まり返った森の中の湖で、穏やかな水面に映る自分と向き合って対話するような。どんな字がしっくりくるだろうと考えて、見?覗?鏡?なんかを思い浮かべたけどどれもなんか違う。悩んだ末に黒い画用紙に青色で「真」と書くことにした。

 昨年から受けている音楽療法の講座が残すところ1回となった。来年度その上級講座を受けるか考えなければならない時期になったことも重なって、今年自分は何をしたいんだろうと真剣に考えるいい機会になった。

 今のところ自分の中で出た答えとしては、上級講座は受けない。初級講座を受けて、実践とあまり結びついてこない印象があった。でもこれは講座が悪いのではなくて、実践の機会があまりにも乏しいことに要因があると思ってる。実際にコロナ禍に入ってからセッションができていない。実践と知識をインプットすることはセットじゃなければあまり意味をなさないと思う。だったらわたしは今年実践をするべきなんじゃないかと。限られた時間の中で講座を受けながら実践するのは難しいし、講座を受けるよりも実践のスーパーバイズを受けた方が自分のためにもクライエントのためにもいいんじゃないかなと思った。

 向き合いたいのは音楽療法のことだけじゃない。他にもやりたいこと、頑張りたいことがある。

 昨年からじんわりと思っていたのは障害、貧困と括られた子どもに関わりたい訳ではないのかもしれないということ。どちらかというと生きづらさを抱えていたり、家や学校の他に居場所が欲しいと思っている子と関わりたいのだと気づいた。そして子どもだけでなく家族とも関わりたいと思っている。1番したいのは学校に通っていない子との音楽療法、そして居場所を作ること。現職や前職で障がいがある子どもたちや生活保護・困窮世帯の子どもたちと遊んだり学んだりしてきた経験は生きると思う。

 わたしが仕事で担当している自治体には不登校の子どもの居場所が少ない。ある地域の教育相談室は予約でいっぱい、なのに別の地域の教育相談室は閉鎖しているという矛盾。自治体に学習教室よりも子どもの居場所が必要なんだと訴えてもなかなか動いてはくれず、学習教室の回数を増やしてほしいと言ってくる。

 うちの法人の理事長は「来年度は自治体の言う通り動く。でも家庭訪問をたくさんしてその実態を伝えることで、再来年度は居場所を作るんだ。」と。わたしは来年も今の自治体を担当したいと伝えた。1年かけてその必要性を理解してもらえるように、学習教室を運営しながらも訪問するし、学習教室以外での支援をして、その必要性を理解してもらう。これが目標だな。自分に余裕をもちつつ目標は見失わずに一歩一歩、歩みを進めて行きたいです。

 なんだか書いたら心が整理されてすっきりとした気分になりました。

 まずは寝よう!!!!!!!!!(笑)最後までお付き合いいただきありがとうございました。寒くなってきましたし、コロナも再び流行り始めていますのでお身体にはお気をつけてくださいね。

 おやすみなさい。

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