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コロナ罹患記と秋の演奏会のお知らせ

各SNSで本番直前にお知らせさせていただきましたが、11/5のUn公演vol.1 “Puzzle”は体調不良のため出演を見合わせ、コントラバス奏者の佐藤洋嗣さんに代わりにご出演いただきました。急遽オファーを受けてくださった佐藤さんに改めて感謝申し上げます。夏から準備してきた公演に出演できないことは大変残念でしたが、本番直前のバタバタをみんなで駆け抜けるうちに、失った演奏の機会以上に大切なものがたくさん残ったことに気づきました。良い機会と捉えて仕切り直しができそうです。不確実な物事に満ち溢れた世界であっても、音楽や仲間に救われるのだと気付けたのです。

さて、演奏会前にはCOVID-19濃厚接触者に該当のため出演辞退する旨をお知らせいたしましたが、その後陽性となりました。幸い軽症のうちに寛解し目立った後遺症などもなく日常生活を送っています。今回はじめて感染を経験したのですが、なんとなく情報として知ってはいたが、実際に罹患してわかったこともあるので、これだけ陽性経験者が増えた現在どれだけ有益な情報かわかりませんが、いくつかメモを残しておきます。

まず、罹患の経緯は家庭内感染だったのですが、外から持ち込まれたきっかけは会食でした。その会食は参加した数名全員の陽性が確認されているため、感染力の強さと会食のリスクを改めて確認しました。

また、濃厚接触者に該当した直後、発症前のPCR検査と抗原検査キットではともに陰性でした。検査の精度はそのタイミングに大きく依存するようで、発症後でなければ正確な結果は得られないそうです。例えば、年末になると忘年会などの会食を行い、その後PCR検査を受けて陰性であることを確認してから実家に帰省する、という一連の流れを1週間以内のスパンで行ってしまうことがあると思います。今回の経験則としてはウイルスに曝露した可能性のあるイベント直後の検査はあてにならないので、それを元に行動するのはリスキーだということです。

その抗原検査キットですが、研究用と体外診断用医薬品の二種類があり、後者だけが公的な行動制限の解除や陽性者登録に役立ちますが、近所の薬局では薬剤師の在籍時間しか購入できませんでした。前者がamazonや薬局で手軽に購入できることに比べて入手ハードルが高かったので家族の人数分くらいは備蓄しておいても良いかと思いました。(そして備蓄に関する余談ですがうちさぽ東京の生活支援物資は依頼したのですが結局届きませんでした…)

さて、仕切り直しということで今月のライブはあと2本!まずは11月23日(水祝)に静かの基地と岩谷姉妹の演奏会が新大久保のひかりのうまであります。このイベントも去年の秋に企画していたのですが、コロナの感染状況を鑑みて延期にしたものです。また秋に企画することができました🍁

静かの基地は久しぶりのライブ。それから八木重吉の詩をもとに、イベントタイトルでもある「あきのかなしみとオパールの夢」というバイオリンとチェロのデュオ小品集を書きました。岩谷姉妹に演奏していただきます。

そして11月28日はギターで参加しているバンド"goateatspoem."の久しぶりのライブが7th floorにてあります。こちらも1年かけて音楽をイチから作り直してきました。月曜日の夜、よろしければ渋谷で過ごしませんか。共演の大内聡さん、Hegira Moyaさんも必見です。

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