2022年を振り返る
今年も残すところあとわずかということで、一年の振り返りを。
1月
aqubiと潮田雄一さんをお迎えして、吉祥寺マンダラ2で満月カルテットのライブ。私たちは絵から音楽・踊りへの表象の転換に挑戦。
アンサンブルのレコーディングが決まり、編曲をやり直したり、新曲を書いていた。
2月
アンサンブルの録音と満月カルテットのライブ、それぞれの準備に追われていた。
そして月末には満月カルテット2日間の公演「明月の夜」その翌日にはwinter light ensembleのレコーディング。今振り返ってもあれは怒涛の3日間。
3月
echo and cloud studioでwinter light ensembleのギターダビング。
goateatspoem.のアレンジをすべてやり直すことが決まった。このまま空中分解かと思われたが、リアレンジ一発目のスタジオでそれが杞憂だとすぐにわかった。
4月
静かの基地、ミンモアと大内聡さんと3組で「風の便り」と題してひかりのうまでライブ。
富士見町のonriさんで詩音李の演奏会も。一瞬通ったお天気雨から香る土の香りを覚えている。onriも、富士見町も、美しい場所だった。
5月
新宿のバーtoiletで満月カルテットのライブ。飯島はるかさんをお招きして、とても心地良い空間を作れた。その前日は満月カルテットで白石美徳さんと音合わせ。
6月
winter light ensembleのミックス大詰め。録音が終わってから3ヶ月もミックスしながら録音と向き合っていた。
月末に今井さん、福井さんと音合わせ。これがUn結成のきっかけ。
7月
phidias trioのコンサートのための作曲。並行してwinter light ensembleのジャケットを小川さんと相談。
月末に満月カルテットのみんなでゲルハルトリヒター展へ。家にこもって楽譜ばかり書いて凝った体を解す、夏休みの遠足。
8月
満月カルテットのライブ@公園通りクラシックス。影山朋子さんと白石美徳さんをお招きして(ほんとうに暑い1日だった!)
9月
winter light ensembleのアルバムをリリース。
シルバーウィークは松本のCAFE SWEETで満月カルテットのライブ。そのまま堀坂さんが出演するりんご音楽祭へみんなで駆けつける。
10月
鈴木彩文さんをお招きして、満月カルテットのライブ@神保町試聴室
11月
静かの基地、昨年コロナの感染状況を鑑みて延期にしたライブをリベンジ実施。「あきのかなしみとオパールの夢」と題して、今年2度目のひかりのうま。ささやかながら、バイオリンとチェロのデュオ小品の初演も。
月末は7th floorでgoateatspoem.のライブ。一年かけてアレンジをやり直した結果、素晴らしいライブになった。
12月
phidias trioのコンサート「faint lights」winter light ensembleの編曲3曲と、書き下ろし初演が4曲。誰かのために書くことで自分が制約だと感じるものから自由になれた。
月末は満月カルテットのセッション企画。ゲストはミュージシャンの鈴木彩文さん、沼尾翔子さん、遠藤ふみさん、黒澤勇人さん。そして人形作家の清水恵里さん。
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振り返ると今年はとても実りの多い1年でした。それらは音楽を通じて出会った多くの方々との、出会いの軌跡でもあります。どんな素晴らしい体験も、きっかけは誰かの出会いからはじまりました。感謝の気持ちを忘れずに、来年も誠実な活動を続けられればと思っています。
本年もお世話になりました。
皆さまどうぞ良いお年をお迎えください。
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