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隈研吾展🐱


久しぶりのブログ〜。常に三日坊主症候群との戦いって感じになってる。

さて、涼しいので、美術館に行くにはもってこいの天気だ〜!と思い、国立近代美術館に隈研吾展に行ってきた。

建築はあまり詳しくないけど、昔から好きで、最近は建築雑誌で面白い建物を見つけると実際に足を運んだりしてる。最近ではところざわサクラタウンや、宮下パークに行ったかな。
あと街で偶然見付けた面白い建物を見るのも好き!

今回の展示では、建物の写真と模型と共に設計コンセプトが説明されており、設計者の意図を知ることが出来て面白かった。

普段街中で素敵な建築に出会ったりしても、そこまでは分からないし、初めての経験だった。今回の展覧会のテーマが“公共性“であることもあり、展示されている中に自分が実際に訪れたりしたことがあるものも多く含まれてた。
全く隈研吾のデザインとは知らずにいた建物も多くあった。本当にたくさんの建築をデザインしているんだな〜!

例えばこれ!浅草文化観光センター。
雷門のすぐそばにある建物で、浅草に遊びに行くといつも前を通ってる。実際に建物の内部に入ったことはないな〜次行く時の楽しみが増えた。

他にも、根津美術館やJPタワーKITTEなど、よく知った建物が多くあり、自分に馴染みのある建物のコンセプトが知れて興味深かった。次に行った時には違う目線で見れそう。作者の言葉で作品の解説を読むことができるって面白いな!

もちろん行ったことのない建築物も多くあって、行きたいところがいっぱい増えた。
高輪ゲートウェイ駅!

とても開放的だ!うきうきしそう。
そして、模型をよく観察すると気付くのが猫ちゃん〜🐱隈さんのキャプションの中でも度々語られる猫が、模型の中で自由気ままに歩き回っている!見ててとても楽しい。
この遊び心は建築模型を見たことがない人でも、細部まで観察したくなるとても良い仕掛けであるな〜と思った。隈さんがそれを意図したかどうかは分からないけど!
そして模型の中の人たちがとても生き生きとしている!よく観察してたら、取っ組み合いの喧嘩をしている人たちが…

暴力は犯罪です!

また、ライブハウスのある建物では、こんな風に踊ってる人たちが。

建物が人々にどの様に受け入れられるかを、本当によく考えて設計してるんだな〜この人形って、誰が作ってるんだろう。型で作ってそうだけど、特注かな?それとも設計事務所の人自ら作ってるのかな。

あと、建物が街にどの様に溶け込むか、そして新たな人の流れなど、建物が街に与える影響についてをとても考えていることが分かった。面白いな〜
たしかに建物は芸術性が求められると同時に、人に使われるための実用性も備えてなきゃいけないからな。
隈さんはそれらを土地の歴史や伝統などから深く考えて設計してることがわかった。

ホテルロイヤルクラシックでは、一階部分に外から通り抜けできるようにして裏通りとの行き来を考えたとあって、なるほどな〜と思った。通行人にとっても便利だし、建物の所有者としても往来が増えるという利点がある。

里山や、川と町を繋ぐようなコンセプトの設計もあった。実際にその場所に行って、建物が果たしてる役割などを見てみたいな。

街に溶け込まない建物って難点だらけだろうな。ポーランド、ワルシャワの文化化学宮殿とかは観光客としては逆に行ってみたくなるけど。



設計の基になっている哲学や思いなどを知ることができた面白い展覧会だった!第二展示室のネコちゃんの展示は思わず見入ってしまった🐱
これからどんな設計の建物を生み出していくのかとても楽しみになった!
次に隈研吾設計の建物に行ったら、キャプションにあったキーワードで見てみるのも楽しそうだな〜
そういえば、早稲田にできた村上春樹ライブラリーも気になるな!
またお出かけしようっと🐈‍⬛

公式サイト:

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