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頑張りすぎるサラリーマンたち

◆結論
1.頑張る=正義という文化
2.成果が出るなら頑張る必要はない
3.頑張る人は周りに頑張りを求める

◆理由
1.頑張る=正義と思い込んでいる
日本は頑張ることを美徳とする文化ですね。頑張ることは良いことで、頑張らないことは『逃げ』とし、非難されます。どんなに理不尽な状況でも、負け戦と分かっていても、辛いことに耐えることで、最後は逆転勝ちするというストーリーが大好きな国民性です。

2.成果が出るなら頑張る必要はない
同じ結果が出るなら、効率的な方を選ぶのが普通の考え方ですが、頑張ることが好きな人たちは、あえて非効率な方法を選びます。頑張ることが当然で、効率的にする=サボっている、逃げている、と感じてしまうからです。

3.頑張る人は周りに頑張りを求める
自分がこんなに頑張っているんだから、あなたも同じように頑張るべきと無意識に思ってしまいます。日本の異常な同調圧力はここから生まれてくるように思います。どうしてそんなに頑張るのと言われたら、頑張りが認められたと勘違いして喜びます。

◆例
1.頑張る=正義と思い込んでいる
○朝早く出社し、夜遅くまで残業している人はえらい
○努力は必ず報われると思っている
○有給を使う人はサボってると思っている
○サボっていると思われるからリモートワークしない
○エアコンをつけずに我慢している自分はえらい
○来週やれば良い仕事を残業して今日中に片付ける

2.成果が出るなら頑張る必要はない
○手作業→ツール化、自動化
○残業→計画的にこなして定時帰宅
○何も考えず努力→効果的な手段を探す
○出社→リモートワークで通勤時間分も効率的に成果を出す

3.頑張る人は周りに頑張りを求める
○皆、残業すべき
○皆、我慢して休まず働くべき
○皆、体調が悪くても努力して働くべき
○意味がないことでも、全力で取り組むべき

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