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Eliza and the Bear(10/12/2021)

イギリスに来て2つ目のライブ。

'Eliza and the Bear'


Eliza and the Bearは、何年も前に、色んな音楽を掘り掘りしているときに偶然見つけて、気に入ったバンド。

とてもポップで聴くと元気が出る曲がたくさん。そこまで有名でないことがびっくりなんだよなー。

ボーカルのひとが、お髭ふっさりで、木こりとかしてそうで、なんかバンド名と合ってるなあと勝手に思っていた。笑 (木こり=森にいそう、Bear=森にいそう、からの連想)←

この日がまさかのEliza and the Bearの最後のライブ。この日で解散してしまうらしい。。。私にとっては最初で最後のライブになってしまったなあ。でも、なんとか観られてよかった。

コロナによるパンデミックが起こってから、活動休止したり、解散するバンドがほんとうに増えたと思う。それだけ音楽を続けることが厳しい時代になってしまったのかな。バンドも永遠ではないなら、ライブは行きたいと思ったときに迷わず行かなきゃ。

なにはともあれ、電子チケットを購入し、準備満タン。ラストライブだけど、チケットソールドアウトまではいかなかった模様。

今回の会場は、“Scala”。

とてもきれいで、そこまで大きくない箱だった。日本の恵比寿リキッドルームを小さくしたようなかんじのつくりかな。後ろのほうには段差があるから、見やすい。クロークもあるから、厚手の上着や荷物があっても問題無い!
ただ、ちょっとトイレの位置が分かりにくかった。upstairsって書いてるのに、下り階段しかなくて、うん?ってなったけど、ちょっと階段下って、別の階段を上がれって意味だったみたい。

ライブは、まずゲストアクトである、
Tom. A Smithからはじまった。
えっ、まだ高校生?ってぐらい若い少年による弾き語りだったけど、とってもかっこいい声だった。ちょっとJake Buggみたいなかんじかな。
Bossの刀アンプを使用してました。🥷なんか刀って漢字をイギリスでみるとかっこよく見えた←

そして、転換があって、Eliza and the Bearが始まる頃にはフロアも人でいっぱいに。
わたし自身は、一段上がったとっても見やすいポジションゲット。コロナが怖いから、マスク装着。
やっぱりほとんどの人がマスクしていなかった。
さすがイギリスagain🇬🇧

ライブは「 Lion's Heart」からスタート。えっ?SMAP?と連想する人もいるかもしれないが、もちろん全く関係ない笑
幻想的で、夜から朝になる感じの曲。好きな曲のうちの一つだ!まあ全部好きだけど。
一曲目から好きな曲がきて、ついつい飛び跳ねてしまった。
Eliza and the Bearの曲はキーボード音が入ったり、オーケストラっぽい音?が入ったりカラフルな曲が多いから聴いていて楽しい。

途中のボーカルMCで言っていた言葉がとても印象的だった。

"We(バンドメンバーを指して) are Eliza and the Bearなのでは無くて、We(バンドメンバーと、そしてお客さんみんなを指して) are Eliza and the Bearなんです。"

この言葉は沁みた。感謝の気持ちが溢れ出てる言葉だったし、お客さんのことを大切に思っていることが伝わってきた。

そして途中で、最後に発表した曲「Goodbye. Goodnight.」。
なんか最後に作った曲にふさわしい、これもすごい良い曲なんだよね。悲しいはずなんだけど、元気をもらえる。

最後の曲は、「Friends」!!!
今までの想いを全て詰め込みましたというのが伝わってくる演奏。みんなでの大熱唱。
最後はメンバー同士、スタッフとハグして、最後の時間を噛み締めているようでした。あー、これでほんとに最後のライブなんだなとさみしい気持ちになりました。


メンバーがステージを去ったあとも大歓声。
会場にはOne more song!のコールが響き渡っていましたが、アンコールでメンバーが出てくることはありませんでした。

ほんとは最後にいろんな地へ行く予定だったけど、コロナ禍でそれも叶わなかったみたい。
そんな中、幸運にも最後のライブを観ることができてほんとにラッキーだったなと思いました。



P.S. 帰りに、最後だしなと、CDとツアーTシャツを買った。
まさかのギターさんが物販に立ってて、しかもクレジットカードでの支払いは、そのギターさんの携帯での操作が必要だった。すごいインディーバンド感を感じた。
優しかったし、緊張して何も話せなかったけど、あとからよくよく考えたら、10ポンド多く支払ってた。。。うそーん、そこは間違えないでほしかった。まあ最後にバンドに貢献したと思うことにしよう笑

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