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明るい不登校の先にある成長戦略

私は普通のサラリーマン。子どもを授かり、3人(中1、小5、小2)の父親です。
少し普通じゃないのは、子ども3人のうち2人が不登校だという事です。

子どもたちは学校に行かなくても、勉強や創作活動、ゲームなどで毎日を楽しく明るく過ごしています。父親である私としては、子供たちがたまたま学校生活に合わなかったのだとの考え、むしろ今の生き方を応援したいという思いに至っています。

誤解を恐れずに言うと、不登校を経験する事は、これからの私たちの長い人生においてはプラスになったのでは、とすら思っています。今までにない「新しい価値観」に変わる事で、精神的な豊かさを手に入れたような気持ちです。
そして、将来への不安は新しい期待に変わりました。ここから新たな成長が始まる期待感です。

もちろん、こう考えるまでの道のりは容易ではありませんでした。

突然の不登校となった直後は、大いに戸惑い、混乱が続きました。
自分は子育てが向いているとの思いは砕かれ、学校が好きだった私にはどうしても理解する事が出来ません。廊下でランドセルを持ったまま泣いてる娘を、私はただ見守ることしか出来ないのです。人生で、これまでに1度も感じた事のない程の無力感が全身に広がり続けていました。

当時は失意の中で、学校にどうやったら戻れるのかと思い、原因と対処方法を追い求める日々が続きます。勇気づけてみたり、プレッシャーをかけてみたり、正論をぶつけてみたりと。心療内科や、信頼できる友人のアドバイスですら、「学校に戻る」ためには何も役に立つことは有りませんでした。

2年程、この真っ暗なトンネルの中を歩き続けました。
そうすると、その間に多くの知識と見聞に触れてみる事で、ある事に気づき始めました。
子どもの自律した心を育み、明るい将来を手に入れるために必要なことは、「お父さんをアップデート」する事だと。
少なくとも我が家にはそれが必要だったのです。

子どもは敏感です。少しずつ芽生えてきたお父さんの中にある新しい価値観を感じ取ってくれたのでしょう。徐々に子どもからは笑顔が戻ってきたのです。

私はまだアップデートの最中ですが、全国のお父さんたちの中にも同じような思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。独りでアップデートするよりも、みんなで新しい価値観を共有した方がきっと楽しいと思います。

そんな目的でnoteを書いていきたいと思います。

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