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暑さに弱い人はどうすればいい

人生最大の課題、暑さに弱すぎ問題。
28歳くらいから急激に暑がりになって、悩んでいます!!!

これ、時々noteでさらっと書いてるけど、ずっといつか思いっきり書こうと思ってた。

共感してくれる人、男性でもほとんどいないんじゃないかと思う。だからこそ同士を求めています、心から。そしたらありえないほど長文になりました。

すべての気力を奪う夏

暑さに異常に弱いということが、私の人生を格段に難しくしている。どれほどかというと、冬が終わると性格が変わる。

暑いと何もできないので、新しいことを始めるのはだいたい冬。冬至が過ぎると、寒いのはこれからなのに「もう日が長くなるばかりだ」と思い、4月頃から憂鬱に。
働いていると、暑さが苦痛すぎて生きているのが嫌になり、鬱をぶり返す。


私に子どもがいない理由はたくさんあるのだけど、その中に一応「自分は夏使いものにならないから子育てできない」というのも含まれている。夏に子どもと荷物抱えてスーパー?とんでもない。3歳くらいの我が子に外に行きたいと言われても、イラついてダメだと跳ねつけるひどい母親になってしまうのは目に見えている。

そして、こんなに暑くなるばかりの世界で人間は今後生きていけるのか?と本気で思っている。100年先の話ではなく、5年10年単位のことだ。熱中症で亡くなるのはもう珍しいことではないし、自分がすでに出来ていないから、強くそう思う。

「夏 死にたい」「夏 働けない」で何度検索したか分からない。すんなり在宅ワークができたら全て解決だけど。

住むところ問題

小さな話では、駅から遠い物件に住めないので、家賃が高い。梅雨が死ぬほどつらく、雨の日はどうせ自転車に乗れないので徒歩10分とかいう選択肢はない。今はいろいろあって徒歩8分くらいのところに住んでいて、去年の夏は地獄だった。

その前はずっと駅から5分のところに住んでいたけど、真ん中地点で耐えられずにしゃがみこんだこともある。電車で立っているのもつらくて、サイフを軽いコインケースに変えたりしてカバンを軽量化した。そもそも体力がない感じ。

ところで、関西と関東って、湿度がかなり違うんだろうか?
昔、転勤で千葉県に住んだ友人が「それまで自分は汗かきだと思っていたけど、こっちの湿度が高いだけだった」と言っていた。
夫の職場で千葉か埼玉から出張で来る人も、こっちは暑いなぁ、と言うらしい。

うーん、不便だな。前も書いたけど検索避けしているので。
「たこ焼き県」とでも言っておきますね。

仕事問題

転職も、やりたいことがあってもその前に、夏はどうなるかを考える。
最寄り駅から遠い、外に出ることがよくある、服装が制限される(スーツなどもってのほか)、というのは除外となる。

朝、トイレで汗を拭けるかどうかも大事だ。男性がつかうようなアルコールペーパーで全身を拭き、保冷剤で冷やす。顔、首の後ろ、脇、二の腕、胸、お尻、太もも、膝の裏、全部冷やす。一応女なのでお腹だけ控えめに。これは個室でないとできない。

駅から会社までは徒歩2分ほど。ギリギリに来て、「あつ~い」と言いながらもパタパタ仰ぐだけですっと仕事に入れる(というか暑くても動ける)人たちを尻目に、私はまだ動けずに顔や腕を冷やしている。こんなに早くきて苦労してクールダウンしているのに、と地味にしんどかった。会社にいると、普通の人と比べてしまう。

服装問題(夏)

一番ひどかった数年間、100人ほどいるオフィスで、一番最初に半袖になり、最後まで半袖なのもほぼ私だった。冷房が古くて暑かったのだ。だいたい3月から10月まで、たまに11月も。寒いこともあるけど暑い方がイヤなので、半袖の上に羽織りもので調整していた。

夏は素材にも気をつかう。同じ綿でも、ちょっとの厚みや他繊維とのバランスで暑さが全然違う。友人に話すとびっくりされた。

ベージュやグレーの服が大好きだけど、自殺行為なので、車移動で外に出ないときにここぞとばかりに着て“夏にベージュが着れるひと”を装う。電車や職場でその色を着ていて汗染みになっていない人をみると、あなた一体どうなっているんですかと思う。

あと、男性がよくネクタイ暑いっていうけど、超わかるけど、じゃあ女のブラなんてどうなんのと思う。あれ、どうにかならんのか。どうにもならんかった。素材変えてもどーにもならん。ちょっとでもマシにするため、谷間にティッシュを挟んだ。今、倒れて救急車で運ばれませんように。自分でも引くほど汗を吸う。真ん中にクッションがあることで、息苦しさも多少ましになる、気がする。

よく「ホックを1つキツくすると汗をかきにくくなる」っていうけど、全然変わらないっす。余計苦しいだけ。


こんななのに、なんと冷房には弱いから、どこへ行くにも上着を持参。晴れて冷房が新しくなったオフィスでは、上着とストールを重ねて震えていた。正直寒すぎて仕事にならないけど、かわりに朝イチの苦痛が緩和されたのでどっちもどっち。もう辞めるしかないなと思っていた。

いつも夏働けないと言っているのには、こういうところにも理由がある。じっとしていると普通に寒い、やっかいな体質だ。

服装問題(冬)

ニットなどというあったかアイテムを着れるようになったのはここ2年ほど。以前は時期を逃して11月後半にもなると、お店はニットだらけになり、買い物に行っても買える服がほぼない状態となっていた。

今は、すこし体質がマシになってきたらしい。でも分厚いものは避け、インナーはタンクトップか半袖エアリズム。それでも少し歩くだけで汗をかいてコートを脱いだりする。
コートも薄いのばっかり。買うときに迷ったら暖かくない方を選ぶ。

これまでは、冷たい風をあえて体に通したくて、Vネックなどを着ていた。けれどコロナ禍の今、高熱をだしやすい体質の私はリスクを減らそうと、首元を冷やさないことを優先した。今流行りの、ハイネックというほどではないけど、鎖骨が全部隠れる服。
これが意外と暑くなかったので、いい感じに寒がりになってきているのかもしれない。

女性に理解されない問題

周囲からはもれなく「代謝がよくていいね」って言われる。体温高いし(現在大問題)食べるわりには太りにくいから、まぁ間違ってはないのかもしれないけど。
婦人科でも女医さんに「寒いよりはいいんじゃない?みんな冷えで悩んでるから」と言われた。

全然イヤな感じじゃなく、医者の意見として普通になるほどと思ったけど。あぁ、このつらさは誰もわかってくれないのか。もう女性には全く理解されないので、きっとみんな更年期になったらわかるだろう、わかってくれ!!と思って心を落ち着かせている。

暑いことがどんなに体力を奪うか、汗かきがどれだけ大変か、寒いはずの場所で暑いことが、どんなにつらいか。


バセドウ病検査は3回やった。甲状腺エコーも。
ピルを飲んでいた頃からこうだったので女性ホルモン云々でもないと思う。

はたから見ると変な人問題

信号待ちやホームでは、春から扇子が欠かせない。夏は保冷剤も。そこまでする?って感じだろうな。
手持ち扇風機は、ほんの3年前は夏でも「え!?」って感じでホームで使えなかったけど、今はかなり浸透してきているのでありがたい。

ひどい時は冬でも仰ぎたいけど、ちょっと人目が気になるのでコートを脱ぐだけにしている。それでも「え?」って思う人は思ってるだろう。イメージ的には寒がってそうな、普通体型の30代の女なので余計に。

でも、最近はそこまでひどくなくなってきたから、まぁ冬は過ごしやすいかな。


いいことはただひとつ

メリットは、冬に強い。
以上です。
デメリットのほうが確実に上回ってる。

北海道や長野に住みたいと思ったことは一度や二度ではない。でも最近やっぱり「私、雪の上歩ける?」「雪かきは??」って思うし、結局夏暑いよね?むしろ昼と夜の寒暖差でイラつくよね?

あとさすがに寒すぎるかなって。私が歩くのに快適な気温は2~4度くらいだけど、暖かい地域なのでそんな日は滅多にない。マイナスにお目にかかった日には、ウキウキしてどんなもんかと確かめに外へ出る。マイナス10度くらいまではなんとか大丈夫だと思うけど、それ以下はどうだろう?たぶんキツい。

もちろん夫の仕事がある以上、どうせ引っ越せない。とんだ夢物語だ。そして夫は寒がりだ。きっとこのジメジメ暑い土地に一生いるんだろうな、文句いいながら。


最後やさぐれちまいましたが、「同じくらい暑がりだよ!!!」という方は、ぜひぜひコメントお待ちしております。


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