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気づかぬまま、鎧を着ている

4歳。かすかに残るぼんやりとした白い影の中で、どんなことをすれば母がにっこりと笑うか、知っていたような気がする。

アダルトチルドレン、とか。
HSP、とか。

いろんな言葉が行き交う世界で。

わたしは確かに、今もここに命があり、呼吸をしている。

それがすべてだ。

10代は、かごが大きくて、そこから抜けることこそ最大の難関だったように思えたけれど、20代は自分がじぶんであることをひたすらに探して、こころの檻から飛び出しては戻り、孤独に耐え切れずに自由を求めては、欲にまみれていた。

30代の現在。
過去に縛られているようでしがみつき、これがあったからダメなんだ、乗り越えねば、と乗り越えることに夢中になっては、今をいきることをおざなりにする。

今、生きていることがすべてだ。過去がどうであっても。


わたしは、平凡な方だし、苦しいトラウマもそうないと思う、世間一般的にみれば。

それでも、苦しくて抜け出せない記憶も、傷ついた言葉も、執着も、嫉妬も、欲も、孤独も、渇望感も。

これは悪いとか、これが良いとか、そんなんじゃなくて。
真正面から向き合って、自分の中に在る毒々しい感情を、毒だと思っていじめるのではなく、そんなんもあるね、って乾いた笑いでうけとめていけたら。

いい子でいることも、誰かに笑ってもらいたくてとりつくろうことも、ついつい世間体を考えて優先することだって、ぜんぶぜんぶ取り払っていい。

鎧はいつだって着れる。
だから、いつからだって、どんなときだって、脱ぐことができると信じてる。


ただ、つぶやいてみただけ。


2023.9.14 月はおとめ座へ。
真夜中からすでに新月モード。
からっぽな虚無感と孤独に気づく。
まやかしは消え去り、直視する現実に惑わされる術もない。

今日ふってきたアイディアは、事細かく研究して、調べて、突き詰めて、カタチにしていこう。

星の流れにのり、生きるを紡ぐ。

じぶんで自分をしあわせにする。
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